久石譲 音楽する日乗

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久石譲 音楽する日乗

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093884990
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

久石譲が綴った「文字になった音楽」

宮崎駿監督や北野武監督の映画音楽の作曲家として知られる久石譲氏は、コンサートのチケットは発売と同時に完売、作曲した曲は中国、台湾などのアジアをはじめ、ヨーロッパなどでも演奏される名実ともに日本を代表する音楽家です。
その久石氏が、クラシック音楽を中心に、音作りや演奏活動から発想の源や思索の原点などについて執筆。特に近年、力を入れているクラシック音楽の作曲と指揮については、その難しさを含め、楽しさ、醍醐味、指揮してわかることなど幅広いエピソードが綴られています。また、氏の原点ともいえる現代音楽を、「現代の音楽」としてあらたに作曲し、演奏、伝え、拡げていくための、格闘にも似た営為を、日常の何気ない思いもはさみながら描写しています。
作曲家であり指揮者、そしてピアノ奏者で、エンターテインメントを知り抜いた久石氏だから創り出せるクラシック音楽、そして「現代の音楽」。その新鮮かつ素晴らしい体験を、コンサート会場と本書で味わってください。


【編集担当からのおすすめ情報】
全体を、「振る」「伝える」「知る」「考える」「創る」の5章で構成。
「創る」では、氏が信頼する音楽学者の小沼純一早稲田大学教授との対談で、「できるだけ話さないこと」を、特別に開陳しています。作曲をはじめたきっかけから、今という時代において曲を創る思いまで、貴重な内容が語り下ろされました。
また、巻末には、30Pにわたる久石譲主要作品リストを収載。あの作品この作品と、久石音楽が聞こえてくるかのような、これも貴重な保存版です。

久石 譲[ヒサイシ ジョウ]
著・文・その他

内容説明

「振る」「伝える」「知る」「考える」そして、「創る」―久石譲が作曲家の視点で考察した新たなクラシック音楽の歴史。未来へと続く音楽に挑む!

目次

1 振る(“第9”を指揮して思うこと;クラシック音楽を指揮するようになるまで ほか)
2 伝える(音楽を伝える方法には何があるのか?;音楽の原点について考える ほか)
3 知る(音楽と視覚と聴覚の問題;視覚と聴覚のズレはどうして起こるのか? ほか)
4 考える(イスラエル・フィルを聴いて思ったこと;「ユダヤ人」と芸術表現をめぐって ほか)
5 創る(曲はいつ完成するのか?)
「今という時代のなかで、作曲するということ」対談 久石譲×小沼純一

著者等紹介

久石譲[ヒサイシジョウ]
1950年、長野県出身。国立音楽大学在学中よりミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として出発。映画音楽においては、これまで8度にわたる日本アカデミー賞最優秀音楽賞をはじめ、海外でも数多くの賞を受賞。2004年7月、新日本フィルハーモニー交響楽団と「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ」(W.D.O.)を結成し、音楽監督に就任。自身の演奏活動では、ピアノソロや室内楽、オーケストラなど様々なスタイルのコンサートを精力的に行う。国立音楽大学招聘教授。2009年紫綬褒章受章。長野市芸術館・芸術監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

52
著者は日本を代表する作曲家久石譲先生。雑誌「クラシックプレミアム」に連載した内容を再構築した一冊。作曲の苦悩、作曲家兼指揮者の優位性、音楽を伝える方法、音楽と視覚・聴覚の関連、音楽とユダヤ人、音楽史の振り返りなど、先生の音楽的思考満載でとても興味深い内容でした。個人的には合唱活動をしているので、音楽に対する取組み・姿勢に共感する所が多々あり、来月のコンクールの参考にもなりました。以下気付きを列記。本番では「力みをとる」。発想記号は作曲家の意思。音楽は時間軸と空間軸の上に作られた建築物。2022/09/23

Isamash

23
作曲家・久石譲2016年出版著作。宮崎駿映画で有名だが、原点は現在音楽作曲家で最近はベートーベンやマーラー交響曲の指揮も積極的に行っているらしい。幼少期より映画好きで年300本程見ていた時期もあるらしい。仏ヌーヴェルヴァーグやイタリア映画経て米ニューシネマにハマってたとか。卒業がユダヤ人映画でキリスト教教会からユダヤ青年が花嫁をさらう映画だとか。クラシック音楽,特に古典派ロマン派作品の分析における有用性から楽譜にコードネームを書いておくことがあるとか。コードネーム付きクラシック曲ピアノ楽譜を愛用してて共感2023/03/04

だい

17
「ひとこと」久石譲さんのエッセイ本で久石さんの感性を感じ取れる一冊です。私がお気に入りの音楽アーティストの1人で、すべての作品のクォリティの高さと素晴らしさは絶品です。映画音楽やCM音楽など携わってきた作品の多さに驚きますが、本書で見せる人としての久石譲さんの魅力がいいんです。 作品を作っていくまでの過程や葛藤が素直な言葉で綴られており『久石さんも悩みながら生きてるんだなぁ』と感じます。2023/02/22

みさと

3
作曲家久石譲のエッセイ。全編音楽のことしか書いていなくてビビった。常に音と表現を求めて格闘している人だ。そして苦悩し、努力し、作品に対し満足することができず追い求める人生。僕の勝手な考えだが、久石譲がなぜだかショスタコーヴィチと存在がかぶってきた。ジブリ音楽でしか作品を知らなかったけど、こんなにおもしろい人だったのだ。興味ががぜん湧いてきた。この人の作品と音楽をもっと知りたくなってきた。大収穫の一冊だった。 2018/12/20

numainu

3
評価A2016/09/26

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