出版社内容情報
タイピストだった著者は一念発起し医師となった。現在は医師業の他、医療法人や身障者を雇用する会社を経営するなど、百歳間近の今も現役で活躍を続けている。小さな歩みが大きなことに?がるという人生哲学を語る。
内容説明
30代で医師となり、50歳で病院開設。80歳で絵画を始め、90代で海外旅行。百歳の医師が語る「人生の味わい方」。
目次
第1章 自分のものさしで生きる(そっと無理をするくらいがちょうどいい;物事を始めるのに遅すぎるということはない ほか)
第2章 昨日よりも若くなる暮らし方(規則正しい生活が元気の秘訣;92歳の私が骨折から早期に回復できた理由 ほか)
第3章 悩まずに生きるために(やるべきことは悩まずとも見つかるもの;つまらない仕事も、積み重ねればおもしろくなる ほか)
第4章 80歳以下の若い人へのメッセージ(一生懸命やれば年齢に関係なく形になる;もう70歳ではなく、まだ70歳と考える ほか)
第5章 人生のしまい方や、死について(100歳という年齢について、今考えること;「死の覚悟」なんてできるわけがない ほか)
著者等紹介
〓橋幸枝[タカハシサチエ]
1916年11月2日、新潟県生まれ。新潟県立高田高等女学校卒業後、海軍省のタイピストとなる。東京で勤務ののち、中国・青島に移る。青島で日本人牧師と出会い、海軍省を退職。北京で牧師のもとで秘書として働く。のちに医学部受験を決意して帰国。福島県立女子医学専門学校に入学。卒業後、新潟県立高田中央病院に勤務。53年、桜美林学園内に診療所を開設。55年、神奈川県大和市の中央林間に「高橋医院」を開設。66年、同県秦野市に「秦野病院」を開く。現在も「秦野病院」「はたの林間クリニック」などを運営する医療法人社団秦和会理事長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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