母の道をまっすぐに歩く

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母の道をまっすぐに歩く

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  • サイズ B40判/ページ数 159p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784093883689
  • NDC分類 599
  • Cコード C0095

出版社内容情報

母を旅する女性へ、心に響く言葉の贈り物

「より良いゴールへと目標に向かって歩く道は、歩き方ばかりに捉われがちになります。けれども、歩き方すら知らない道は足許の小石にも目が行き、傍らの花にも心が動かされ、小さな発見を追って、珍しがり、面白がり、感心したり、驚いたりしているうちに、そのような歩き方、生き方それ自体が<私>という者をかたち作っていったのでした」(本文より)
育児に悩みながら「母という旅を続ける」女性たちに永年にわたり寄り添い、はげまし続けてきた詩人・浜文子さん。雑誌edu創刊号(2006年4月号)から2013年1月号まで連載された、浜さんのエッセイ『母を旅するあなたへの手紙』の中から、母として生きる心構え、子育てに悩む母親たちへのエールなど、心に留めておきたい言葉を見出しとしてピックアップし、アンソロジー風に再編集しました。新米ママや子育てに悩む母親たちはもちろん、子どもを幸せにしたいと願うすべての母親たちへ向けた心に響く応援エッセイです。

内容説明

「母という旅を続ける」女性たちに永年にわたり寄り添い、はげまし続けてきた詩人・浜文子。母として生きる心構え、子育てに悩む母親たちへのエールなど、子どもを幸せにしたいと願うすべての母親たちへ向けた心に響く応援エッセイです。

目次

「親心」という言葉を大切に
獲得と喪失が重なる世界
不安で当り前という視点を
心地よさについて
会うこと、出会うこと
母親としての人生の成熟というもの
きょうだいを仲良く育てる
共感を紡いで情愛のある子に
ユーモアのある親子で
待つ心を〔ほか〕

著者等紹介

浜文子[ハマフミコ]
詩人、エッセイスト。育児、教育雑誌、介護雑誌で永年執筆活動を続けるほか、母親、介護者、教育者を対象とした講座をはじめ、多方面での講演活動などを精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

50
浜さんの子育てのエッセーは、以前新聞の連載コラムで目にしていました。子育てに悩む母親への暖かい目線は、まさに古き良き時代のおばあちゃんの言葉。子供を産んですぐに母性が生まれるなどという、出産経験のない男性産婦人科医に痛烈な言葉のパンチもあったり。産後不安にかられたり、自信を失ったりすることは不自然なことではない、むしろ何にでも病名を付けてひとくくりにするような世の中を憂えるそこに私も共感しました。2015/03/14

しこちん

13
eduの連載をずっと心待ちに毎月購読していた時期がありました。仕事に育児に家事にと、さらに育児の場面ではわが子をどうすれば立派に成長させられるのかと自問自答していた日々があり、勝手に切羽詰まった私をまるで少し落ち着いてとなだめてくださるような、そんな浜文子さんの 連載。今は連載も終わり、子供も大きくなりました。この時期に手にとる機会があって再読できた事はとても幸運でしたが、振り返るという作業の中、心が少しチクんともなり。完璧な母業できなかったなと反省もするのです。2016/07/23

二条ママ

7
図書館本。読んでいて、しんみりに感じる時が多かった。子育て絶賛最中の自分に、今を見直す余裕を渡してくれた。2024/02/26

M K

1
母親としての有り方について参考になった。2022/10/30

はな

1
図書館でたまたま見つけた本。子どもを産んで、自分自身が命を繋ぐ存在であったことに気づく気持ちわかるなぁ。なんだか女の子もいいなぁと思った。今の毎日毎日がかけがえのない、一生思い返す大事な大事な時間ってわかってるけど、でもー!やわ。2017/02/08

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