出版社内容情報
話題のブラジル、その真の姿を完全ガイド!
サンバで踊り、カーニバルに舞う……FIFAワールドカップ開催で踊り、リオ五輪開催決定に舞う……経済発展で踊り、政治情勢の変化に舞う……。
私たち日本人にとっては、地球の裏側の国ブラジル。サンバにカーニバルにサッカーにコーヒーにアマゾン川に日系移民……ブラジルに対してさまざまなイメージは持てるのに、私たちの理解はあまりに表面的で曖昧です。そんな彼の国の本当の姿を、2001年以来ブラジルを取材し続け、本国で写真集も出版しているフォト・ジャーナリストの著者が、120点超の写真と文章で解説したのが本書です。
今年6月にはFIFAワールドカップ、さらに2年後にはリオデジャネイロ五輪が開催され、一層注目されること必至のブラジル。その現実の姿が鮮明に見えてくる本です!
〈おもな内容〉
・国民音楽サンバも大祭カーニバルも、つい数十年前まで虐げられていた!
・ビーチを行き交う男女の、肉体美への強烈な渇望の根源は?
・500年かけて築きあげられてしまった、絶対的な貧富の構造
・多民族国家ブラジルは「人種のミックスジュース」
・膨大な資源、最先端の工業技術、それでも人々は…… など。
【編集担当からのおすすめ情報】
FIFAワールドカップ2014開催目前につき、巻末に試合会場となる12都市の位置を示したMAPを用意しました。世界第5位の面積と約2億の人口を誇るブラジルの大きさもイメージできると思います。
内容説明
サンバで踊り、カーニバルに舞う…FIFAワールドカップ開催で踊り、リオ五輪開催決定に舞う…経済発展で踊り、政治と社会の変化に舞う…。私たち日本人にとっては、地球の裏側の国ブラジル。サッカー、コーヒー、アマゾン川、日系移民…さまざまなイメージはあるのに実体をつかみにくい南米の大国の、真の姿に迫る!
目次
1 サンバの「奇跡」
2 美しい自然が育む「自己愛」
3 緻密な「搾取の構造」
4 カーニバルの「美学」
5 首都ブラジリアが築かれた「理由」
6 多人種国家の「化学反応(ケミストリ)」
7 ゴールドラッシュが生んだ「文化の街道」
8 近未来世紀ブラジル
ブラジルの地図
2014 FIFA World Cup開催都市
The outline of the photos
著者等紹介
田中克佳[タナカカツヨシ]
写真家/ジャーナリスト。1965年、横浜市生まれ。早稲田大学卒業後、博報堂に入社。1993年に退社して渡米。米国「ナショナル・ジオグラフィック」誌フォトグラファーのアシスタントを経て独立。欧米や中南米を主な対象として、とりわけブラジル、アルゼンチン、スペイン、キューバなどラテン系の国々で長期に渡る取材と撮影を行い、タンゴ・ダンサーや闘牛士のドキュメント、人種と文化が混合するブラジル社会などについて、米国や日本のメディアで発表を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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