踊る!ブラジル―私たちの知らなかった本当の姿

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784093883573
  • NDC分類 296.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

話題のブラジル、その真の姿を完全ガイド!

サンバで踊り、カーニバルに舞う……FIFAワールドカップ開催で踊り、リオ五輪開催決定に舞う……経済発展で踊り、政治情勢の変化に舞う……。
私たち日本人にとっては、地球の裏側の国ブラジル。サンバにカーニバルにサッカーにコーヒーにアマゾン川に日系移民……ブラジルに対してさまざまなイメージは持てるのに、私たちの理解はあまりに表面的で曖昧です。そんな彼の国の本当の姿を、2001年以来ブラジルを取材し続け、本国で写真集も出版しているフォト・ジャーナリストの著者が、120点超の写真と文章で解説したのが本書です。
今年6月にはFIFAワールドカップ、さらに2年後にはリオデジャネイロ五輪が開催され、一層注目されること必至のブラジル。その現実の姿が鮮明に見えてくる本です!

〈おもな内容〉
・国民音楽サンバも大祭カーニバルも、つい数十年前まで虐げられていた!
・ビーチを行き交う男女の、肉体美への強烈な渇望の根源は?
・500年かけて築きあげられてしまった、絶対的な貧富の構造
・多民族国家ブラジルは「人種のミックスジュース」
・膨大な資源、最先端の工業技術、それでも人々は…… など。


【編集担当からのおすすめ情報】
FIFAワールドカップ2014開催目前につき、巻末に試合会場となる12都市の位置を示したMAPを用意しました。世界第5位の面積と約2億の人口を誇るブラジルの大きさもイメージできると思います。

内容説明

サンバで踊り、カーニバルに舞う…FIFAワールドカップ開催で踊り、リオ五輪開催決定に舞う…経済発展で踊り、政治と社会の変化に舞う…。私たち日本人にとっては、地球の裏側の国ブラジル。サッカー、コーヒー、アマゾン川、日系移民…さまざまなイメージはあるのに実体をつかみにくい南米の大国の、真の姿に迫る!

目次

1 サンバの「奇跡」
2 美しい自然が育む「自己愛」
3 緻密な「搾取の構造」
4 カーニバルの「美学」
5 首都ブラジリアが築かれた「理由」
6 多人種国家の「化学反応(ケミストリ)」
7 ゴールドラッシュが生んだ「文化の街道」
8 近未来世紀ブラジル
ブラジルの地図
2014 FIFA World Cup開催都市
The outline of the photos

著者等紹介

田中克佳[タナカカツヨシ]
写真家/ジャーナリスト。1965年、横浜市生まれ。早稲田大学卒業後、博報堂に入社。1993年に退社して渡米。米国「ナショナル・ジオグラフィック」誌フォトグラファーのアシスタントを経て独立。欧米や中南米を主な対象として、とりわけブラジル、アルゼンチン、スペイン、キューバなどラテン系の国々で長期に渡る取材と撮影を行い、タンゴ・ダンサーや闘牛士のドキュメント、人種と文化が混合するブラジル社会などについて、米国や日本のメディアで発表を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

77
ブラジルのビーチでは肉体の見本市のように男たちは鍛え抜いた筋肉を、女たちは磨きぬいた輪郭を惜しげもなく披露している。この強烈なナルシシズムの裏には他人から認められたいがそれが叶わない虚しさへの裏返しでもあるとの事、格差社会の中で自分の存在意義を見いだせない人々が残された唯一の手段として肉体の輝きを求めるという。ブラジルの事が好きになりそうだ。2016/02/24

tsubomi

5
2015.08.03-08.05:ブラジルといえばサッカーと音楽とダンス!と真っ先に思い浮かび、それからアマゾン河流域の豊かな自然と、開発に伴う環境破壊、熱帯林に住む原住民、昨今の急激な経済発展や大規模なスポーツイベントなどが連想されます。この本では豊富なカラー写真で、現代ブラジルの抱える夢や希望と歴史やダーク・サイドを紹介していて、わかりやすかったです。それにしても、サンバやカーニバルが国威発揚に利用されたというのを知って、ちょっとショックでした。多様な人種・民族が一緒に暮らす社会の未来が気になります。2015/08/05

おぎゃ

2
ブラジルの写真って人がとんでもなく多くて圧倒されるのと、その個々の人の肉体のパワーすごすぎるのでめちゃくちゃ好き。ちなみに象徴と思ってるサンバは、90年程度の歴史しかなく、1930年代に革命政権がナショナリズムを高めて国民を統合するために、北東部のアフリカ系文化として蔑視されてたのを道具として使ったとのこと。2024/07/30

inubo

1
ブラジルの今が美しい写真とともにわかる本。 リオオリンピックや政情不安でニュースになることも多いブラジル。歴史から多民族な社会、美しい自然、豊富な中座資源等、読めば一通りの知識が15分程度で頭に入る。なにより写真が多くて疲れない!2016/07/22

てつてつ

0
Wカップ前に表紙写真に惹かれて読みました、これが、大当たり 今の大統領がなぜ、ストライキにあう状態なのか、歴史を踏まえて説明されていて勉強になりました。BRICsの次の世代に入ったんだと実感する 写真が美しい。 2014/05/30

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