禅と食―「生きる」を整える

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093883221
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

禅が教える 食べること 生きること

食事をつくること、食べること――
一回一回の食事を丁寧に大切にすることは、
一瞬一瞬の人生を心をつくして生きることに通じます。
禅的シンプル生活のはじめの一歩は「食事」から。

料理をつくる心構え、食事をする心と所作、シンプルな食習慣とは…
数々のベストセラーを輩出する枡野俊明氏の教えが一冊に。
簡素で清々しく、美しい生き方を提案します。
精進料理のレシピつきで、まさに今日から禅的食生活を実践できます!

【本書のエッセンス】
○食材に対する心のありようは人間関係にもあらわれる
○湯豆腐でもごちそうになり得る理由
○気持ちをこめて「いただきます」
○野菜の切れ端にも仏様の命が宿る
○どんな食材も100人の手を経ていまそこにある
○実は難しい、ただひたすらにお茶を入れること
――毎日が輝きはじめる禅的食の心と、贅沢な粗食のすすめ

内容説明

どうつくり、どう食べるのか―毎日が輝きはじめる禅的食のこころと、贄沢な粗食のすすめ。

目次

第1章 食事をつくることは心を整えること(食事をつくることも、食事をいただくことも、すべてが修行;食材に対する心のありようは人間関係にもあらわれる ほか)
第2章 人生を深める食事作法(よく噛み、箸はひとくちごとに置く;考えている以上に見られている、あなたの箸使い ほか)
第3章 毎日が輝きはじめる丁寧な食習慣16(家族そろって食事をすることの意味;シンプルな食の極み「お粥」を取り入れる ほか)
第4章 贅沢な粗食のすすめ(監修・小金山泰玄典座和尚(可睡斎))(朝レシピ―まず、一杯の白粥を;朝レシピ―体が目覚める変わり粥 ほか)
巻末対談 枡野俊明×小金山泰玄―“野菜心”が読めるようになるまで

著者等紹介

枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年神奈川生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。玉川大学農学部卒業後、大本山總持寺で修行。禅の庭の創作活動により、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年「ニューズウィーク」日本版にて、「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれる。庭園デザイナーとしての主な作品に、カナダ大使館、セルリアンタワー東急ホテル日本庭園など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

136
「食事のなかには禅の"本質"がある」と語る著者。社会の忙しない時の流れが日常的所作への意識を空疎化する昨今、食材に対する態度に生き方が象徴的に現れるという指摘は説得性がある。「喫茶喫飯」を体現するための生活習慣や心がけは素朴な所作ばかりで「実践」の基本理念に則ったもの。美容健康でも効果が期待できそう。解説まで読むと一見シンプルなレシピが本質的に極めて奥が深く、難易度が高いことに気づく。監修者の典座和尚が二日酔いとかで殆ど味見しないというオチも本書のフランクな点。食を基盤に生き方・人間関係の整理を促す良書。2022/09/25

ユーユーテイン

17
禅の、食についての考え方を知りたくて読んだ。本書には、調理、食事作法、食習慣の知恵が、日常生活に生かせるように、やさしく説かれている。印象に残ったのは、「三徳六味」「生飯(さば)」「露堂々(ろどうどう)」「威儀即仏法」「器を三本指で持つと、食事の所作が美しい」「三日続けば十日、十日続けば百日続く」などの考え方である。また、自分の作った料理について尋ねる時、「お口にあいましたか」と聞く心遣いにもはっとした。食材や道具選びから後片づけまで、どの過程も心を込めて行いたいと思った。2014/05/17

裏鬼門

12
食べるのも、禅♬2021/04/08

ナミのママ

12
禅が教える食べること、生きること。どうつくり、どう食べるのかーー毎日が輝きはじめる禅的食のこころと、贅沢な粗食のすすめ。…禅の教えに添って「食事を作る」「食事作法」「食習慣」が書かれています。一つ一つは難しくなく当たり前とも言える内容です。でも自分が実践しているかといえば、できていません。禅の教えとは日常生活にあり、それを丁寧に実行に移す事なのだなと思います。年齢を重ねるにつれ現れる品位とは、こういう事の積み重ねなのだと思います。2013/12/20

なななな

10
この本は、「禅」というより、エッセイの感覚で読めました。これから修行をするつもりもありませんが、ちょっとしたことでやれることをさっさと始めると、少し清々しい生活ができそうな気がしてきました。今週土曜日は、「野菜断食」してみようかと。2018/07/05

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