道なき道を行け

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093883160
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大統領から、米・製造業の未来を託された男

日本が見失っているものは何か。「世界を知らない日本人」に見えていないものは何かーー。
アメリカで医療機器メーカーを興して現地で雇用を生み出し、この輸出製造業を成功に導いた、クオリティー・エレクトロダイナミクス社CEO、藤田浩之氏初の著書。2012年、藤田氏はオバマ大統領の一般教書演説に日本人で初めて招待され、2013年春には商務省評議員に選出された。
そんな藤田氏が、外からだからこその視点で綴る「今こそ日本に必要な理念」とは。
なぜ日本ではなくアメリカで起業したのか、多彩な人種を束ねるリーダーとしてその理念を伝える努力、そして彼を導く日米の偉大なメンターたち・・・。
「ビジネスは仁義」がモットーで、アメリカ発・世界相手でも熱い「日本流」を貫く氏の多くの魅力的なエピソードと共に、日本のすべてのビジネスピープルを勇気づける、情熱溢れるメッセージ満載の書。

序章 一般教書演説への招待状

ホワイトハウスからの電話
招かれた理由
大統領の招待より出張優先?
アメリカ人と一般教書演説
アメリカの懐
表面ではなく、生き方を
終わらないリレーの走者

第1章 ずれたドット

生きることは、点をつなぐこと
常にずれていた「点」
愛する大宇陀
高校受験
理系は外交官になれない?
挫折感
初めての海外
母親譲りの「熱さ」

第2章 アメリカ生活

カリフォルニアの空
カルチャーショック
中退、そして再びアメリカへ
英語は突然に
テネシーからクリーブランドへ
CWRU
博士課程からGEへ
「動物博士」の夢

第3章 QED誕生

GEと頑固者
8割を切れ!
上限を決めるな
大企業で働くこと
GE辞職と起業
「プロの監督者」は成立しない
存在意義を問う
独立を支えてくれた方たち
社名
「起業」の意味
未来は絶対すばらしい

第4章 社員の意識改革

仁義と理念
QEDの社会的意義
人として正しいこと
思考パターンを伝える
年頭のメール
メールは数行
採用基準
叱るのはマネジャーだけ
ワンフロアのオフィス
常にスーツ
ブレないこと
真価は問題発生時に問われる
トラブルで得るもの
過去の栄光は忘れる
MBAは必要か

第5章 二人のメンター

稲盛和夫さんとの出会い
大きな人
人生の方程式
何重もの偶然
謎のおじいさん
なぜここに座っているのか
「ヒロ・ラトナー」
ドーナツを見よ
仁義は民族を超える

第6章 私のアメリカ、私のクリーブランド

取材殺到
レッドカーペット
レセプション
「フヒタ」と呼ばない大統領
クリーブランドへの思い
祝砲
アメリカの問題点
藤田家のファミリー・ツリー


第7章 日本よ、日本人よ

前向きであること
道がなければ、作ればいい
再考・理系は外交官になれない?
日本に必要な多様性
道なき道にある発見
日本人にとっての英語
ものづくりの問題点
社会に貢献できるか
ダブルスタンダード

終章 生まれてきた証

世界に冠たる企業
山を登る
バトンを渡す
「したたかな武士道」

目次

序章 一般教書演説への招待状
第1章 ずれたドット
第2章 アメリカ生活
第3章 QED誕生
第4章 社員の意識改革
第5章 二人のメンター
第6章 私のアメリカ、私のクリーブランド
第7章 日本よ、日本人よ
終章 生まれてきた証

著者等紹介

藤田浩之[フジタヒロユキ]
1966年、奈良県生まれ。1998年、米国ケース・ウエスタン・リザーブ大学(CWRU)物理学博士課程修了。物理学博士。GEを退社後、2006年、医療機器開発製造会社クオリティー・エレクトロダイナミクス(QED)を設立、社長兼最高経営責任者。現在、非常勤でCWRU物理学部教授、医学部放射線学科教授、オーストラリアのクイーンズランド大学情報技術電気工学部教授を兼任。主な受賞に、2009年、フォーブス「米国で最も有望な新興企業20社」(11位にランクイン)、2010年、アーネスト・ヤング起業家大賞、2011年、米国政府から研究技術助成金を受け事業を大きく成長させた企業に贈られるチベット国家賞などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ANUNYAPHUM

4
製造業にこだわるアメリカで正しく生きる”熱い”著者。 この本を読むまで、存じ上げませんでしたが、全くすばらしい。 是非多くの人の目に触れることを望みます。 しかし、苫米地式コーチングをここまでしっかり実践している方がいるとは、恐れ入りました。2014/02/01

ボン

3
失敗なんて気にすることはない、大切なのは自分がどう生きるかという理念に向かって精一杯努力することだ、というメッセージを受け取った。自分も一つの「カテゴリー」を目指すなどという愚かなことをしないようにしたい。2014/04/28

ざーく

2
この本によって将来について考える機会を得た。 自分の好きなことを突き詰めて社会の役に立つことが理想。という考え方には非常に刺激を受けた。 私もまずは自分の目の前のこと、そして将来の仕事を、がむしゃらに取り組んでみようと思った。2022/06/13

マリー

2
★4/5同期お薦め本▶プレゼンの 8割は不要。冗長な部分を省き、大局的な部分だけに反応できるか▶3原則:1未来は必ず素晴らしい2可能な限り自分の向上を目指す3経営は仁義▶人生:起きたことの積み重ね<どう反応したかの積重ね▶過去の栄光は忘れ、今に集中し一歩ずつ進む▶今までの自分のドットが、将来に繋がるかも。回り道が大きな価値を生む可能性も。常にその場で100%の力を🍀「ドーナツの穴でなくドーナツを見よ」この言葉が特に刺さった。今の自分の環境、与えられたもの、持っているものに感謝し、幸福感を抱く。2021/04/06

iqo720

2
★★★★☆志が本全体から溢れている。恥ずかしながらこのような日本人がいることは知らなかった。人類の為に邁進した結果が成功につながっている。最近話題の研究者も根本的な想いは同じはず。何の為に働いているのかを振り返るきっかけとなる良書。頭はよさげなうさんくさいコンサル本を読むよりも結果を出している人の泥臭い本からの方が多くを学べる。2014/04/12

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