出版社内容情報
がん患者を支える家族のバイブル!
「平穏死」で話題の医師・長尾和宏氏と「がん難民コーディネーター」として知られる藤野邦夫氏が、がん患者の支え方を時系列的に論じます。
がん告知時の家族の在り方、病院・医者の選び方、セカンドオピニオンの取り方、おカネの問題など、家族の悩みをひとつひとつ解決していく方法を明かしていく「家族の指針本」です。初期、闘病期、回復期、終末期、及びその後、など使い勝手がいいように時系列に章分けをして展開しています。
がんと戦う患者が少しでも穏やかに生きられることを願って、家族はどうすればいいのかーー話題の「平穏死」に、今回は「平穏生」という新たな概念を加えて、がん患者を支える家族を応援します。
【編集担当からのおすすめ情報】
全力を尽くす家族は救われる、逆に全力を尽くさない家族は後悔する、といいます。では、どのように家族は全力を尽くせばいいのか。本書は、これまでなかった「がん患者の家族向け」行動指南書です。
内容説明
家族ががんになった時、家族は患者をどう支えればいいのか―告知時の家族の在り方、病院と医者の選び方、セカンドオピニオンの取り方、おカネの問題など、「家族の悩み」を時系列的にひとつひとつ取り上げた。
目次
1章 初期・検査からセカンドオピニオン、そして「治療病院」確定―がん告知の瞬間、「家族の闘い」が始まる
2章 治療期・治療開始、カネの問題、手術、精神不安との闘い―闘病中のがん患者に迫る「うつの恐怖」
3章 小康期・患者を安心させる「タッチケア」、仕事への復帰、「治るがん」情報―再発・転移へ立ち向かう「家族のケア」
4章 終末期・抗がん剤治療のやめ時、在宅療養、そして看取り―自宅での平穏死を選ぶ「家族の決断」
5章 その後・配偶者の喪失ストレス、グリーフケア、周囲の力―悲嘆と向き合う「残された家族」への対応
著者等紹介
長尾和宏[ナガオカズヒロ]
1958年香川県生まれ。東京医科大学卒業、大阪大学第二内科に入局。1995年兵庫県尼崎市で開業。365日年中無休の外来診療と24時間体制での在宅医療に従事。医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。医学博士、(社)日本尊厳死協会副理事長、関西国際大学客員教授
藤野邦夫[フジノクニオ]
1935年石川県生まれ。早稲田大学卒業、同大学院中退。出版社勤務を経て、翻訳家として活動の傍ら、ボランティアでがん患者の相談に乗っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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