ダイヤモンドと銀座―GINZA TANAKAの120年

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784093882804
  • NDC分類 755.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「ダイヤモンド」と「銀座」の親密な関係

銀座が今ほどの華やかな街となるのは、明治政府の肝いりで煉瓦造りの欧米風な景観が完成した、つい140年ほど前のこと。
ダイヤモンドをジュエリーとして日本人が身につけるようになるのも明治維新以後。多くの人たちが小説などを通じて、その存在を知るようになるのは明治後期。さらに、身につける人が増えるのは戦後のことで、まだ100年にも満たない。
しかし、決して長くはない歴史のなかで、この街、この宝石は日本人を魅了してきた。
数々の地理的条件に恵まれ、人、物、事が集まる中心地となった銀座。
数々の自然条件が奇跡のように重なり合い、硬くて透明な宝石になるダイヤモンド。
そこにまつわる時代、人々の思い、思惑。そして、銀座とダイヤモンドの親密な関係…。

ダイヤモンドの普及に努めた山崎亀吉、幻の名著『ダイアモンド』の著者・岩田哲三郎の功績をたどりながら、「ダイヤモンド」と「銀座」の魅力の秘密を紐解いていく。


【編集担当からのおすすめ情報】
「ダイヤモンド」と「銀座」に関する史実に加え、ゆかりの深い人物へのインタビューなども盛り込みました。
また、さまざまな歴史的画像や美しいジュエリー写真もふんだんに収録し、目にも楽しい一冊になっております。

内容説明

「ダイヤモンド」と「銀座」。両者はいかに日本女性のあこがれとなったのか?ダイヤモンドの普及に努めた山崎亀吉、幻の名著『ダイアモンド』の著者・岩田哲三郎の功績をたどり、GINZA TANAKAの120年にわたる歴史を振り返る。

目次

第1章 『ダイアモンド』という本(古書店で発掘された幻の本;ダイヤモンドに魅せられた男)
第2章 日本人とダイヤモンド(文明開化の象徴となった金剛石;「金剛石」から「ダイヤモンド」へ)
第3章 あこがれの街、それは「銀座」(“銀座”はハイカラの代名詞;銀座の“格別感”は今も昔も)
第4章 その店は「ダイヤモンドの山崎」と呼ばれた(ダイヤモンドの先駆者;貴金属業界の礎となる)
第5章 燦めく歴史を受け継いで(銀座に店を構える誇りと責任;創業百二十年の矜持)

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