ホラー・クリッパー<br> 猿の手―ホラー・クリッパー

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ホラー・クリッパー
猿の手―ホラー・クリッパー

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  • サイズ 46判/ページ数 150p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591177105
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

1902年に発表され大人気を博し、現代に至るまで世界中で映像化や舞台化され読み継がれているホラーの傑作短編「猿の手」(ジェイコブズ)と、隠れたファンタジー・ホラーの名作短編「不思議な下宿人」(カットナー)と「魔法の店」(ウェルズ)の3編を収録。
ファンタジーの名手、富安陽子氏の生き生きとした語り口と、アンマサコ氏のイメージ豊かな幻想的な絵が、わくわくするホラー・ファンタジーの世界に誘います。
誰の心にもあるちょっとした欲望や好奇心が招いた恐ろしくて不思議な物語が、時代をこえて鮮やかに蘇ります!
 
★シリーズ紹介
第一線で活躍する児童文学作家が再話し、ホラーの名作に新たな命を吹き込む「ホラー・クリッパー」シリーズは、読書好きの子どもたちはもちろん、苦手な子も夢中になるラインナップです。
くっきりしたストーリー展開で、想像力を刺激するイメージ豊かな作品を厳選し、時代をこえた本物の怖さとおもしろさを届けます。
5年生以上の漢字に総ルビ、わかりやすい脚注、巻末に作者解説が入ります。

内容説明

3つの願いをかなえる「猿の手」を手に入れたホワイト一家。おもしろ半分に父親が願いごとを唱えたとき、平和な家族の運命が狂い始める。ホラー短編の最高傑作!―『猿の手』。下宿人の留守中、けっして鳥かごに触れないと約束したのに、家主の若夫婦が中をのぞくと、そこには信じられないものが!ファンタジー・ホラーの名作!―『不思議な下宿人』。初めて見かけたマジックの店に立ちよった父親と幼い息子。店員が見せる不思議なグッズに息子は夢中になるが、父親は気味が悪くなり…。SFの巨人のかくれた名作!―『魔法の店』。

著者等紹介

富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京に生まれる。和光大学人文学部卒業。『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、『空へつづく神話』で産経児童出版文化賞、『盆まねき』(以上偕成社)で野間児童文芸賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞

ジェイコブズ,ウィリアム・ワイマーク[ジェイコブズ,ウィリアムワイマーク] [Jacobs,William Wymark]
1863年、イギリス、ロンドンのテムズ河畔、イースト・エンド地区で生まれ育つ。現ロンドン大学卒業後、郵便局の貯金課に勤務しながら小説を書き始める。子どものころから親しんできた地域の労働者や船乗りたち、人びとの暮らしを描いて人気を集め、多数の作品を残した。「猿の手」は舞台化や映像化もされ、ホラー短編の名作として読み継がれている。1943年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

106
まあまあおもしろかった。児童文学作家が、それぞれ著者の異なる3篇のホラーファンタジーを一冊にまとめ直したもの。表題作が目当てで読んだけれど、最近読んだ『ロボットには尻尾がない』の著者であるヘンリー・カットナーの「不思議な下宿人」という話が、なんともいえない後味でいちばんおもしろかった。基本的には想定読者を子どもにしているので、ちょっと難しめの言葉に、同じページ内で脚注があるのが親切な設計。絵柄はリアル寄りでおどろおどろしい。2023/03/24

KAZOO

103
児童書をか数多くものにしておられる富安陽子さんが訳された児童用の怪奇小説のアンソロジーということで手に取ってみました。3つの作品が収められています。表題作は怪奇小説というといつも入っている「猿の手」ですがかなりこわいですね。またカットナーの「不思議な下宿人」とウェルズの「魔法の店」は初読でした。やはり児童向けのような感じです。各篇に収められている絵がまたイメージを膨らませてくれます。2023/07/28

☆よいこ

83
児童書。表題作を含む3つの怪談短編。ほんの少しの欲望と好奇心が招く恐怖体験▽[ジェイコブズ『猿の手』]嵐の夜、客が持ってきた願いを叶えてくれる魔術の品物。3つの願いを叶えてくれるがそれは不幸をも呼び込むという。お金が欲しいと願った夫婦は息子の死亡保証金を受け取る。母親は息子を生き返らせたいと願う[ヘンリー・カットナー『不思議な下宿人』]幸運に恵まれている下宿人が出張している時、見てはいけない鳥かごをのぞくと…[H.G.ウェルズ『魔法の店』]息子と訪れたマジックショップ▽冨安陽子の文章がとても読みやすい。2023/07/19

ゆみねこ

71
「時代をこえた本物の恐怖と面白さ」とうたっている通り、名作です。タイトルの「猿の手」は3つの願いをかなえる「猿の手」を手に入れたホワイト一家を襲った悲劇。けっして触れてはならないと言われた鳥かごをのぞいた若夫婦。マジックの店に立ち寄った父と幼い息子。小学校中学年以上なら楽しめるかな?2023/11/28

信兵衛

24
名作短編を、こうして子どもたちが手に取りやすいシリーズ本として刊行する企画、素晴らしいと思います。本を読む楽しさを少しでも多くの子どもたちに知ってほしいですから。2023/04/11

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