ウィズ・ザ・ビートルズ

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093882705
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

デビュー50周年、愛と情熱の音楽エッセイ

ビートルズがレコードデビューしたのは1962年、著者が中学生の時だった。そして、最後のアルバムが出たのが1970年。ビートルズの4人が駆け抜けた年月は、彼らを追い続けた著者の青春とぴったり重なっていた。
天空に輝く北極星のように不動の場所を占めるロックンロールの神を、ビートルズ評論の第一人者が情熱をこめてリスペクトする。レコードデビュー50周年にあたる2012年10月を機に、オリジナル・アルバム14枚を素材に、私的ビートルズ体験を織り込んで自在に語る書下ろし300枚。
デビューアルバム『Please Please Me』から、最後のアルバム『Let It Be』までを、コンプリートに分析、紹介する長篇エッセイ。

【編集担当からのおすすめ情報】
著者のビートルズ体験もとに描いた青春小説、『苺畑の午前五時』を小学館文庫より同時刊行します。

内容説明

ビートルズに青春を捧げた自伝的風景の中に、オリジナル・アルバム14枚を語りつくす、愛と情熱の書き下ろし300枚。

目次

プリーズ・プリーズ・ミー
ウィズ・ザ・ビートルズ
ア・ハード・デイズ・ナイト
ビートルズ・フォー・セール
ヘルプ!
ラバー・ソウル
リヴォルヴァー
オールディーズ
サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
マジカル・ミステリー・ツアー
ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)
イエロー・サブマリン
アビィ・ロード
レット・イット・ビー

著者等紹介

松村雄策[マツムラユウサク]
1951年、東京生まれ。「ロッキング・オン」編集部、歌手を経て、文筆業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋 眉雄

20
『もっとも感受性が瑞々しかった時期にリアル・タイムでビートルズと過ごせたことは、神に感謝しなければならない。僕の根幹は、それだけである。それだけで還暦過ぎまできたといっても、いい。それだけで生きてきたといっても、おかしくはない。』ビートルズ的なものに出会ってしまう幸運というのは、実は誰にでもあるんじゃないだろうか。まあ、それを幸運と感じられない不運というのもあるんだろうけど。2023/12/17

トーヤン

4
ビートルズは北極星。変わらぬ場所から光を放ち続けている。まさに!2015/09/06

金北山の麓に生まれ育って

2
【...66枚とかなり被る】青春の時期(学生運動でドロップアウトしてから結婚)と被って人生観を決定的に変えられ、還暦超えてもなお引きずり続けるビートルズを正面から(全アルバム解説+エッセー)取り上げた傑作。エッセーでこれまで以上に私生活を吐露、益々ヒリヒリ感が出て痛々しい、アル中になりますってこりゃ。父親が右翼の用心棒だった血が騒ぐのか時々見せる怒りは恐い(渋谷陽一なんて非じゃない)、内容的には過去の著作と被るところ多いがご愛敬。自分のようなアンチビートルズ派(ストーンズ派)でも時代論本なので大丈夫。2020/02/24

ShogoHirara

1
松村雄策さんは自分にとって特別な人だ。唯一信頼できる評論家で、好きな作家。音楽や小説、果ては落語やプロレスなど、対象は違っても接するアプローチや感性に共鳴する部分が多い。ある意味どんな事実より、松村さんが言っていることを信じていたいと思うほどに(^^; 内容なんて読まなくてもおもしろいに決まっているのだけど、読んだらやっぱり面白かった。読み忘れていた本も買ったし、しばらくゆっくり楽しみたい。2013/03/10

prefabjubilo

1
「ビートルズは北極星」 なるほど、言い得て妙ですな。2013/02/24

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