出版社内容情報
『新撰組顛末記』は、大正2年に小樽新聞にて連載された永倉新八のインタビューをまとめたもの。新選組の大幹部・永倉の実戦談は第一級の史料として新選組研究者・ファン必携の書となっている。新書版刊行にあたり、幕末史研究で著名な木村幸比古氏の解説を付し、新選組ビギナーにも読みやすく再編集しました。
内容説明
幕末を戦い抜いた新選組幹部・永倉新八は、最晩年に回顧録を新聞に連載していた。その場にいた者にしか語れない、新選組の誕生から崩壊までの戦いと軌跡を余すところなく収録。
目次
浪士組上洛
新撰組結成
池田屋襲撃
禁門の変
高台寺党粛清
鳥羽伏見の激戦
近藤勇の最期
会津転戦
新撰組資料
著者等紹介
永倉新八[ナガクラシンパチ]
天保10年(1839)、江戸生まれ。本姓長倉。元は松前藩士。武者修行中に近藤勇に出会い浪士組に参加、新選組結成後は二番隊組長を務めるなど新選組草創期からの中心人物で、池田屋事件、油小路事件などで活躍。戊辰戦争では、甲陽鎮撫隊や靖共隊(靖兵隊)に属して官軍と戦うが、米沢より江戸へ帰還。松前藩への帰藩が許され、藩医の杉村介庵の婿養子となり杉村治備(後に義衛)と名乗る。北海道に渡り、樺戸集治監の剣術師範となる。退職後は東京へ戻り、剣術道場を開くが、小樽へ再度移り住む。数少ない新選組幹部の生き残りとして、板橋に近藤勇、土方歳三の墓を建立した。大正4年(1915)、病没
木村幸比古[キムラサチヒコ]
1948年生まれ。霊山歴史館副館長。専門は近世思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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