５１（ウーイー） 世界で一番小さく生まれたパンダ

張 雲暉【文】《ジャン/ユンフイ》/張 志和【写真】《ジャン/ツーフー》

小学館（2012/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 188p／高さ 20cm
• 商品コード 9784093882392
• NDC分類 489.57
• Cコード C0095

出版社内容情報

話題の劇場映画を生んだ感動の公式原作本

２月１１日公開の劇場映画「５１（ウーイー）世界で一番小さく生まれたパンダ」の女性プロデューサー張雲暉氏が手がけた感動の映画オフィシャル原作本。成都パンダ基地のトップでパンダ写真家・張志和氏の貴重なカラー写真とともに、文章で綴られた涙の奇跡の物語。映画が生まれた過程から、ウーイーの秘話まで、映画では描かれていないエピソードも満載。ニワトリの卵１個分の重さ51グラム。通常の3分の１で生まれた超未熟児パンダ５１（ウーイー）は自然界の掟では本来見捨てられてしまうはずだった。それでも飼育員たちの必死の努力によって一命をとりとめ、母親パンダ奇珍（チージェン）と再会し、一人前のパンダに成長していく。パンダ人工飼育の先鞭をつけることとなった奇跡のパンダ・５１（ウーイー）のすべてが描かれたオフィシャル原作ストーリー。

【編集担当からのおすすめ情報】
かわいいだけではないリアルなパンダの世界が描かれていて、人間との意外な共通点などもとても興味深いです。映画では描かれていない飼育員やウーイーにまつわる話も満載で、写真と文で綴られた、これまでになかったパンダ物語。小さいお子さんから大人まで楽しめると思います。

内容説明

５１ｇで生まれた超未熟児パンダ５１と、お母さんパンダの心揺さぶる奇跡の物語。女性プロデューサーが綴った感動の原作ストーリー。

目次

プロローグ　運命的な出会い
第１章　たった５１グラムの命
第２章　お母さんとの対面
第３章　パンダ幼稚園
第４章　大人への準備
エピローグ　ウーイーのいま

著者等紹介

張雲暉［ジャンユンフイ］
中国・重慶生まれ。１９８９年来日。１９９３年に映画制作プロダクション「ドラゴンフィルムズ（龍影）」を設立。『四海我家』や『広場』、『２Ｈ』など世界的評価の高い映画の企画・制作等を手がける

張志和［ジャンツーフー］
中国・四川大学獣医研究生卒業後、浙江大学で博士号を取得。１９８７年に設立された「成都ジャイアント・パンダ繁殖研究基地」の創立メンバーのひとり。現在、同基地主任。その他、中国パンダ繁殖技術会主任、中国動物園協会副会長などの要職を兼務。パンダ専門の写真家としても活躍し写真集を上梓（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[amdd]

５１（ウーイー）はたったの５１ｇで生まれたパンダ。体重７０ｇを切って生まれてくると、死産であることが多いという。これは育児放棄されたウーイーが、人工飼育によって大切に育てられた奇跡の物語。ピンク色に産毛の生えた弱々しい生き物だったウーイーが、大きくわがままに成長していく姿に勇気をもらいました。かわいいパンダたちの写真も盛り沢山。

2012/03/31

[mingwa]

読んだら映画が見たくなった。どこかで上映してるかなー

2012/05/11