入院しちゃったうつウーマン

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入院しちゃったうつウーマン

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093882361
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

閉鎖病棟で過ごした不思議な40日間!

独身女性のフリーライターである「わたし」は、16年来のうつ病もちでした。でも、ついに抗うつ剤が必要ない状態にまで回復! そう、事実上うつ病が治ったのです。
しかし、喜んでいたのもつかの間、こんどは、自分で自分を傷つけるのではないかという妄想がおそってきました。医師の診断は、「双極性障害」。いわゆる「躁うつ病」です。
やっかいなことに、過去のうつ病とはまったく症状が違います。そこで、医師は入院を進言。著者は迷いながらも入院を決断しました。しかも、お見舞いの人が勝手に立ち入ってくるのが煩わしいと、あえて「閉鎖病棟」を選んだのです。
二重扉の向こうにある閉鎖病棟には、さまざまな「掟」がありました。でも、映画や小説で描かれてきた監獄のような世界ではなく、そこは、精神を病んだ人々が「社会から守られている世界」だったのです。
入院中に出会った、さまざまな患者との交流も含め、精神科閉鎖病棟での生活を、明るく正直にえがいた、体験的コミックエッセイ!

【編集担当からのおすすめ情報】
「安部結貴/作、大葉リビ/まんが」の前作、『わたしは働く うつウーマン』(http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093878869)も好評発売中です!
あわせてお読み下さい。

内容説明

精神科閉鎖病棟へ入院。そこでの生活は?出会った患者たちは?40代・独身・フリーランスで闘病を続ける「私」の、世にも不思議な40日間。

目次

1 うつは治ったはずなのに…
2 「新しい恐怖」の登場
3 初めての精神科病棟
4 暇なようでいて忙しく、せわしないようでいて暇な日々
5 精神科病棟の本質に迫る
6 治療は進む
7 精神病ですみません―閉鎖病棟で出会った人々

著者等紹介

安部結貴[アベユウキ]
1963年生まれ。広告代理店勤務を経て1992年フリーライター

大葉リビ[オオバリビ]
小学校まで日本の神奈川県で過ごした後、父の母国アメリカに渡る。ジョージア州サバンナ・カレッジ・オブ・アート&デザイン卒業。帰国後、イラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

56
こういう本を読むといつも思うのが、この世界にはなんて漫画家さん・イラストレーターさんって多いのだろうか、という事。皆さん同じ位上手だけどちゃんとご飯を食べていけるだけのお給料貰ってるのかしら?それとも兼業なの?と要らない心配から始まってしまいます。能も内臓、と言う言葉が面白かったです。想、能だって内臓の一部。胃が悪くなりやすい人とかと大差はないのかも。でも、そういう風に考えられるようになるにはまだやっぱり人も社会も時間が必要なんだろうなあと思いました。内容としては割と軽くて、お試し入院みたいな感じでした。2015/02/03

*すずらん*

42
鬱から躁転する過程がリアルに描かれていた。また入院するに当たっての注意事項、解放病棟と閉鎖病棟の違いがよくわかる。閉鎖病棟は自由を奪われる代わりに、何からも傷付けられない事が保証される。それは心を病んだ人にとって大きな救いになるのかもしれない。しかしそこは一時の場所であり、いつか必ず社会に出ていかなければいけない事を決して忘れてはならない。逃げる場所ではなく、これから闘っていく為の保養所なのだ。最後に 人は恐怖を感じた時、その場から逃げる人と、その場で攻撃をする人の二通りがある事を、皆にも知ってもらいたい2013/12/09

あかは

34
すごく読みやすかったしわかりやすかった。精神科病棟とはいえ色々な人がいるな、と。ここでも感じたのは焦ってはいけないこと。受け入れること、だった。自分は忘れがち。読んでよかった。2014/10/22

Maiラピ

22
う~~ん、本のネタのために閉鎖病棟に入ったのでは?なんて穿った見方をしてしまいました。著者は障害者年金とかもらってる人なのかしら。。。2012/06/16

まつじん

11
しんどいね。2017/03/20

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