出版社内容情報
閉鎖病棟で過ごした不思議な40日間!
独身女性のフリーライターである「わたし」は、16年来のうつ病もちでした。でも、ついに抗うつ剤が必要ない状態にまで回復! そう、事実上うつ病が治ったのです。
しかし、喜んでいたのもつかの間、こんどは、自分で自分を傷つけるのではないかという妄想がおそってきました。医師の診断は、「双極性障害」。いわゆる「躁うつ病」です。
やっかいなことに、過去のうつ病とはまったく症状が違います。そこで、医師は入院を進言。著者は迷いながらも入院を決断しました。しかも、お見舞いの人が勝手に立ち入ってくるのが煩わしいと、あえて「閉鎖病棟」を選んだのです。
二重扉の向こうにある閉鎖病棟には、さまざまな「掟」がありました。でも、映画や小説で描かれてきた監獄のような世界ではなく、そこは、精神を病んだ人々が「社会から守られている世界」だったのです。
入院中に出会った、さまざまな患者との交流も含め、精神科閉鎖病棟での生活を、明るく正直にえがいた、体験的コミックエッセイ!
【編集担当からのおすすめ情報】
「安部結貴/作、大葉リビ/まんが」の前作、『わたしは働く うつウーマン』(http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093878869)も好評発売中です!
あわせてお読み下さい。
内容説明
精神科閉鎖病棟へ入院。そこでの生活は?出会った患者たちは?40代・独身・フリーランスで闘病を続ける「私」の、世にも不思議な40日間。
目次
1 うつは治ったはずなのに…
2 「新しい恐怖」の登場
3 初めての精神科病棟
4 暇なようでいて忙しく、せわしないようでいて暇な日々
5 精神科病棟の本質に迫る
6 治療は進む
7 精神病ですみません―閉鎖病棟で出会った人々
著者等紹介
安部結貴[アベユウキ]
1963年生まれ。広告代理店勤務を経て1992年フリーライター
大葉リビ[オオバリビ]
小学校まで日本の神奈川県で過ごした後、父の母国アメリカに渡る。ジョージア州サバンナ・カレッジ・オブ・アート&デザイン卒業。帰国後、イラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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