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出版社内容情報
史上最速ミシュラン三つ星天才シェフの物語
米田氏の波瀾万丈の半生を経糸に、そしてフランス料理の進化の歴史を緯糸に、実は一般にはあまりよく知られていない最先端の現代料理の驚くべき美食の世界と、大学を卒業し電子機器メーカーに就職しながらその美食の頂点を目指した日本の若き天才シェフの挑戦を描いています。著者の米田肇(よねだはじめ)は1972年大阪生まれ。近畿大学理工学部電子工学科卒業後、コンピューター関連の電子設計の仕事に2年間従事した後退職、エコール辻大阪に入学。卒業後は、関西の有名フランス料理店で修行。2002年に渡仏、ロワール地方の『ベルナール・ロバン』をはじめとする一つ星、二つ星レストランで修行を積み、2005年に帰国。現代フランス料理界の巨星ミシェル・ブラスが北海道オープンした『ミシェル・ブラス トーヤジャポン』で肉部門シェフに就く。2008年5月、オーナーシェフとして『HAJIME』をオープン。2009年10月、37歳の時に開店後1年5ヶ月というミシュラン史上最短記録で三ツ星を獲得。2010年10月発売の『ミシュラン・ガイドブック京都・大阪・神戸編』でも2年連続で三つ星を獲得した。
【編集担当からのおすすめ情報】
大阪のオフィス街の一画にあって、2ヶ月先までランチ、ディナーともにテーブルは完全に満席、空席待ちのウエイティングリストにも300名余りが常時登録されているという。世界でも最もテーブルに着くのが難しいレストランのひとつであるレストラン『HAJIME』の予約を、何度も電話してやっと確保し、その料理を初体験した人は、ほぼ例外なく「生まれてはじめての味」と驚きます。これが素材への火入れを0.1度C単位で厳密管理するなど世界最先端の「料理工学」を駆使して既知の食材を未知の味にしてしまう、理科系天才料理人・米田肇の神髄といえます。この店のオーナーシェフである米田肇さんの書籍はまだ1冊もなく、これが初めての本となります。米田肇という人物の面白さ、現在、世界の最先端を行く料理の奥深さ、世界の料理界においてミシュランガイドの果たした歴史的役割など、楽しくてためになる内容満載の「読む三つ星レストラン」。たっぷりとお召し上がりください。
第一の皿 HIRAME(ひらめ)……25
第二の皿 SEIMEI(生命) ……37
第三の皿 SUNAHAMA(砂浜) ……47
第四の皿 CHIKYU(地球) ……71
第五の皿 UMI(海) ……129
第六の皿 HAKAI TO DOUKA(破壊と同化) ……165
第七の皿 HATAKE(畑) ……183
第八の皿 SOLA(空) ……193
第九の皿 POP-CORN(ポップコーン) ……219
第十の皿 MEGUMI(恵) ……225
石川 拓治[イシカワ タクジ]
著・文・その他
内容説明
開業から1年5ヶ月、史上最速でミシュラン三つ星を獲得した天才シェフ・米田肇の物語。
目次
第1の皿 ひらめ
第2の皿 生命
第3の皿 砂浜
第4の皿 地球
第5の皿 海
第6の皿 破壊と同化
第7の皿 畑
第8の皿 空
第9の皿 ポップコーン
第10の皿 恵
著者等紹介
石川拓治[イシカワタクジ]
1961年1月6日茨城県水戸市生まれ。早稲田大学法学部卒業。1988年フリーランスライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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