兼好さんの遺言

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兼好さんの遺言

  • 清川 妙【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 小学館(2011/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093881838
  • NDC分類 914.45
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人生を無駄にしないための生きかた読本

賢人・兼好法師がわたしたちに遺してくれた、かずかずの言葉を、90歳となった人生の達人・清川さんが、自らの90年の人生に重ねあわせて語る、最高の生きかたエッセイです。
生まれた息子が耳が不自由だと知ったとき、主婦から物書きへと転進したとき、53歳で英語を習いはじめたとき、65歳で初めてイギリスにひとり旅をしたとき、夫と息子に相次いで先立たれたとき、それらの試練のとき、清川さんの傍らにはかならず、兼好さんの言葉がありました。
「一瞬一瞬をたいせつに生きよ」「死は知らないうちに、すぐ後ろに迫っているのだ」「思い立ったら、時を移さず実行せよ」「自分の頭で考えよ」「ひとりで自立して生きよ」「いつも素直に、みずみずしく生きよ」。
そして、清川さんは最後に語ります。「人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや」──生きてあることじたい不思議なことなのだから、と。
人生に悩む人に、人生をあきらめる心に、最強のカンフル剤となる一冊です。



【編集担当からのおすすめ情報】
90歳を迎えた著者のことばは、ひと言ひと言が心にしみわたります。古典にまったく興味のない人も、すらすら読めて、最後にはじんわり心があたたまってくるはず。ぜひご一読ください。

清川 妙[キヨカワ タエ]
著・文・その他

内容説明

90歳の清川さんが賢人・兼好法師から学んだ元気と勇気たっぷりの生きかた読本。

目次

刹那を生きる
思い立ったら、時を移さず
自分の頭で考える
ひとりで生きる
ものの言いかた、人とのつきあいかた
ものの学びかた、習いかた
人の心は、おだやかで、素直がいい
人生は予定どおりにはいかないもの
心の受け皿を深くして
よき友、わろき友〔ほか〕

著者等紹介

清川妙[キヨカワタエ]
1921年、山口県生まれ。奈良女高師(現奈良女子大学)文科卒。教職を経たのち文筆活動に入る。古典評論、生き方エッセイ、手紙の書き方など、多方面にわたる執筆や講演会で幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ともとも

32
妙さんの人生、思い出、吉田兼好や『徒然草』の思い入れに触れながらも、 時に可哀そうだったり、人や文学を本当に大切にしながらも、元気に前向きに生きていたのだなと妙さんの人柄が伺えてきそうな感じをさせれてしまいました。 『徒然草』はこういうことを言わんとしているのか。などと納得させられてしまうほど、 とても解りやすく、それがかえって『徒然草』の魅力を引き出し、『徒然草』が気になりながらも、 元気で、前向きに生きていく活力を与えてくれるそんな1冊で良かったです。2015/11/17

とよぽん

18
清川妙さんの最晩年の随筆だが、何とみずみずしい文章なのか!高等女学校時代に15歳で「徒然草」と出会って以来、清川さんの人生の要所要所で、生きる道しるべとなり、哀しみの底から立ち上がる勇気を与えてくれた兼好さんの言葉。私も、折に触れて「徒然草」を読み、兼好法師の遺言ともいえる尊い言葉を味わいたい。2017/09/17

Mayu

14
うつくしきもの枕草子、でファンになった清川妙さん。ドナルドキーン氏の著作やばさらの群れを読んで気になっていた徒然草について書かれたこちらを読んでみました。兼好さんはかなり現代的なセンスの持ち主だったんだなぁと共感できる部分が多かったです。特に教養とセンスについて書かれた箇所が印象的で、松浦弥太郎さんのセンス入門に書かれていた内容の理解が深まったと思います。センスとは、人に見せるパフォーマンスではない、自分で自分を律する心づかい、という清川さんの言葉、月を眺めるていで、さりげなく人を送るエピソードが印象的。2019/09/17

ルル

14
胸に刺さる洞察が描き込まれています 「生きる」って?を考えたい人は手にとってご覧になってみてください(*^-^*)2017/08/15

ハル

11
兼好さんの言葉は時代を超えても変わらない真理と、それだけでは割りきれない矛盾だらけの人間臭さが同居していて滋味深い。けれど、それに負けない妙さんの豊かな解釈があってこそ、彼の言葉は時の埃にまみれることなく瑞々しいまま、ここに届く。とても90歳とは思えない若々しい文章。生きることを心底楽しみ、老いることを憂いていない。学び続け、智を研ぎ澄ます。生きるほどに磨きあげられてゆく。そんな妙さんこそ人生の先輩と呼びたい、とても素敵な女性だ。2019/01/04

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