出版社内容情報
弁護士土井香苗の世界を変える巻き込む力
現在朝日ニュースター『ニュースの深層』ニュースキャスターとして活躍し、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表・弁護士の土井香苗氏は最近新聞、雑誌、テレビなどマスコミで頻繁にクローズアップされるようになり、その活躍の注目度はますばかりです。東大三年時に当時最年少で司法試験に合格しながらも、いわゆるエリートコースを進むのではなく、世界各地で人権侵害に苦しむ人々を救うことを生業と決心。あらゆる不可能を可能にしていくたいめの自分ルールを模索していく姿は読者も自然にその行動力に巻き込まれていく力を備えています。自分を信じて強い思いを持って突き進んでいけば、周囲の力を巻き込む力が生まれてくることがわかる一冊です。才色兼備の土井氏の生き方は次世代の読者にも刺激を与え、視野を広げていくきっかけになるでしょう。本誌は土井氏の信念を支える強さとしなやかな感性を持つ人間的魅力を伝えながら、学びの先にある「人としてどう生きるべきか」という問いを読者に投げかけ、考えを深める内容になっています。
内容説明
桜蔭中・高から東大法学部に進学。三年時に司法試験に合格後、司法ボランティアとしてアフリカ・エリトリアに渡る。世界の人権を守るための生き方を選んだ弁護士・土井香苗の志の実践と挑戦の源になる力とは。
目次
第1章 自己形成期―子ども時代の私 未来の夢と親との葛藤(小学校時代の私―自我の目ざめ;未来の夢を見つけたころ ほか)
第2章 転換期―家出と司法試験受験 そしてアフリカへ(家出で見つけた自由と力;司法試験とピースボート ほか)
第3章 充実期―修習生時代から弁護士として 正義を貫く活動(運動実践の場となった司法研修所;正義感を支えにキャリアを積む ほか)
第4章 飛躍期―アメリカ留学とヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表としての今(ニューヨーク大学法科大学院へ;ヒューマン・ライツ・ウォッチ ニューヨーク本部に勤務したころ ほか)
国際人権をよりよくご理解いただくために(ビルマ(ミャンマー)の人権
イランの人権 ほか)
著者等紹介
土井香苗[ドイカナエ]
1975年神奈川県生まれ。国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表、弁護士。桜蔭中学・高等学校を経て東京大学法学部卒。東京大学在学中の96年に、当時最年少で司法試験に合格。97年、アフリカ・エリトリアにて1年間法務省で法律づくりを手伝う。2000年弁護士登録。業務の傍ら、日本にいる難民の支援にかかわる。06年アメリカ・ニューヨーク大学ロースクール修士課程修了(国際法)。07年ニューヨーク州弁護士。06年、ヒューマン・ライツ・ウォッチのニューヨーク本部のフェローを経て、07年から日本駐在員、08年東京ディレクター(日本代表)となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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