たんぽぽの日々―俵万智の子育て歌集

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たんぽぽの日々―俵万智の子育て歌集

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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093881142
  • NDC分類 599.04
  • Cコード C0092

出版社内容情報

歌人・俵万智の我が子を想い、慈しむ母の歌50首

この本は歌人の俵万智さん初の子育てをテーマにした短歌+エッセイ集です。月刊誌eduに現在も連載中の『俵万智の子育て短歌エッセイ たんぽぽの日々』の単行本化です。「たんぽぽの綿毛をふいて見せてやる いつかおまえも飛んでゆくから」 連載の第1回の冒頭に俵さんが自分の息子を詠んだ歌です。
いつかは産み育んだ自分の手の中から外の世界へ旅立ってゆく息子、それを送り出す日が確実に来ることを知っている母親の、切なくも誇り高い気持ちが、31文字に凝縮されています。歌集のタイトル「たんぽぽの日々」もここからとりました。
実力、人気ともに認められている女流写真家・市橋織江さんの美しい写真と、俵万智さんの子育て短歌とその背景を綴ったエッセイを組み合わせた連載は、読者の人気投票の上位を常に占め、子育て中の母親の高い支持を集めています。
2010年春に小学校に入学する長男を持つ母親でもある俵さんは、まさに子育ての真っ最中。連載の短歌+エッセイには、子育てにとまどい、悩みながら、子どもの成長に喜び驚いている等身大の母親の姿がにじみ出ていて、もらい泣きする読者が続出するのではと心配しています。


【編集担当からのおすすめ情報】
文学者としての俵さんにとって、子育てをテーマにした短歌とエッセイは、新境地・新分野といえます。今回の歌集で俵さんは新しい世界を得て、のびのびとその才能を発揮しています。ぜひ俵さんと一緒に笑い、怒り、とまどい、悩み、うなずき、共感して涙を流して欲しいと思います。

俵 万智[タワラ マチ]
著・文・その他

市橋 織江[イチハシ オリエ]
写真

内容説明

『サラダ記念日』から20余年。母・俵万智が初めて歌う、子どもの世界、親の心。

目次

1章 たんぽぽの日々
2章 夢の木の実
3章 はじめての海
4章 いつもそのときが

著者等紹介

俵万智[タワラマチ]
歌人。1962年生まれ。早稲田大学卒業後、神奈川県立高校の国語教諭となり、1989年まで勤める。1987年に第一歌集『サラダ記念日』を出版、新しい感覚が共感を呼び、大ベストセラーになる。『プーさんの鼻』で第十一回若山牧水賞受賞

市橋織江[イチハシオリエ]
写真家。1978年生まれ。二年半のスタジオ勤務のあと、カメラマンアシスタントを経て、2001年独立。数々の広告や、アーティスト写真を手がける人気写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mukimi

109
いつか巣立っていく子供との時間を慈しむ短歌・エッセイ集。育児における瞬間瞬間のかけがえのなさを敏感に察知し瑞々しい感動を描く短歌たちの優しく眩しいこと。『「自分の時間」という宝物があってそれを子供に奪われるのではなく、なんてことない自分の時間を宝物に変えてくれるのが子供。』『子供にとって母は全世界に近いほどの存在。』育児に疲弊し心がギスギスした時、育児書を読むより、綺麗な写真と共に纏められた俵万智の短歌とエッセイはどれだけ母の心に染み入るだろう。手元に置いて育児のお守りにしたい。2023/12/15

yanae

73
マイブームの万智さん、こちらもおきにいりさんに教わって手に取る。子育てに関する短歌&エッセイ集。短歌はすでに別作品で読んでいたけど、その歌を読んだときの気持ちとか子育て上京とか書いてあって、楽しく拝読しました。万智さんでも色んな悩みがあったり失敗しながら暮らしてる。勇気をもらう。活字中毒の息子さんなんて理想。一緒に本を読める子供に育つといいな。短歌を彩る写真もとても素敵でした。手元におきたい素敵な一冊でした。2017/11/13

kimi

72
市橋織江さんの作品が好きで読みました。特に40ページが身に染みました。そこから見える景色もいいね。と言ってあげられたらいいなと思います。2015/12/15

kaizen@名古屋de朝活読書会

61
#俵万智 #市橋織江 #短歌 #現代女性歌人展 記憶にはなき父の顔シャボン玉吹きつづけおり孫と競いて 親は子を育ててきたと言うけれど勝手に赤い畑のトマト スーパーに特売の水並びおり子は買うものとして水を見る はじめての波はじめての白い砂はじめての風はじめての海 ぼくの見た海は青くなかったと折り紙の青持ちて言うなり 夢の中で夢の水などこぼしたか「あーあ」と言って寝返りをうつ 2016/07/13

みっこ

58
『かーかん、はあい』を読んだときも思ったけど、俵さんの子育てがすごく好き。こんな風に育てていきたい。今まさに『たんぽぽの日々』を過ごしている。寄り道ばかりで徒歩5分が30分かかり、もー早くして!とイライラする日もある。『ママ!ママ!』と一日中くっついてきて、少しは自分の時間が欲しいと思うこともある。でも小さな娘はあっという間に大きくなり、たんぽぽの綿毛のように飛んでいってしまう。この宝物のような日々を大切にしなくては。『こどもは毎日勉強できていいなぁ』私も思います。近い将来、娘にも言ってやろ(о´∀`о)2019/03/28

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