創元推理文庫<br> 思い出列車が駆けぬけてゆく―鉄道ミステリ傑作選

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創元推理文庫
思い出列車が駆けぬけてゆく―鉄道ミステリ傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488405175
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ミステリ作家デビュー50周年&卒寿記念出版第2弾
ミステリ界のレジェンドが贈る
鉄道愛に溢れた、極上のミステリ短編集

「犯人は読者だ」で話題をさらった『仮題・中学殺人事件』から50年、ミステリ作家デビュー以来、本格もの、ユーモアものをはじめ、様々なスタイルの作品を提供し続けてきた辻真先。中でも、鉄道ミステリは、著者自身が長年の鉄道ファンであることも広く知られており、多くの読者に親しまれてきた。シリーズキャラクターである、トラベルライター・瓜生慎ものを筆頭に、自らも鉄道愛好家でもある、ミステリ評論家・戸田和光が選んだ珠玉の12編。すでに廃線となった路線や、企画列車なども登場する、辻ファン、鉄道ミステリファン必携の一冊。

■目次
「お座敷列車殺人号」
「夜行急行殺人号」
「ブルートレイン殺人号」
「α列車殺人号」
「郷愁列車殺人号」
「白い闇の駅」
「オホーツク心中」
「遠い日、遠いレール」
「終電車の囚人」
「鉄路が錆びてゆく」
「東京鐵道ホテル24号室 」
「轢かれる」

内容説明

新婚旅行で伊豆を訪れた、トラベルライターの瓜生慎・真由子夫妻。修善寺発、東京行きのお座敷列車に偶然乗車することになった二人は、車内で大事事件に巻き込まれてしまう…(「お座敷列車殺人号」)。他にもブルートレイン、α列車など、いまでは姿を消した懐かしい車輛、路線が登場する、“レジェンド”辻真先の鉄道ミステリから評論家・戸田和光がチョイスした珠玉の12編。

著者等紹介

辻真先[ツジマサキ]
1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHKに勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『デビルマン』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。19年に第23回日本ミステリー文学大賞を受賞。20年刊行の『たかが殺人じゃないか昭和24年の推理小説』が主要年末ミステリランキングにおいて3冠を獲得

戸田和光[トダカズミツ]
1960年東京都生まれ。埼玉大学卒。『ミステリーズ!』や『拳銃天使』『日影丈吉全集 別館』などの書誌情報提供をはじめ、多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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雪紫

65
「今はもうない」。タイトルが凄い綺麗。今は亡き列車や路線を舞台に、ノンシリーズから瓜生夫妻にやっぱりの克郎まで(スーパーとポテトは出ません)愛を込めて出て来る辻さんの昔の様々な鉄道ミステリ群。トリックから背景、ショートショートまで様々な後味でバラエティ豊かに、ノスタルジックにその列車を教えてくれる。過ぎ去った思い出と記録に残すミステリを。個人的好みは「お座敷列車殺人号」「α列車殺人号」「郷愁列車殺人号」「オホーツク心中」「遠い日の歌、遠いレール」「終電車の囚人」で。2023/01/30

榊原 香織

64
鉄道ミステリて日本独特ですかね 時間正確じゃないと成り立たないし。 最初が面白くなくて最後が面白いのはこの人らしい。 いろんなシリーズから短編寄せ集め。2023/01/20

のんちゃん

31
レジェンドミステリ作家辻真先先生のデビュー50周年&卒寿記念出版の作品集。鉄道ミステリ傑作選。編者は鉄道愛好家の評論家戸田和光氏。所収の作品が1983年から2011年迄の初出となっているので、現在とは変更された点が多く若い読者は少々読みづらいかも知れない。が、その頃会社勤めをしていて、役員の出張手配が仕事の一部だった私には、時刻表を用いた謎解き等、とても懐かしい感があった。毎月机に置かれる時刻表との格闘!移動時間、料金計算等の四苦八苦から私は鉄分多めの人になったのかもしれない。昭和は遠くなりにけりだ。2023/10/15

kitten

19
図書館本。レジェンド、辻さんの鉄道ミステリー短編集。恐ろしいことに、昭和の国鉄の時代から、割と最近(といっても2011年)の作品まで幅広い。時刻表とにらめっこするような話は、今ではありえないんだろうなあ。大垣夜行、ムーンライトながら、久々に懐かしい言葉を聞いた。ちょっと性的な話が多かったのが残念だけど、当時ならこれくらい当たり前なのかも。評価、星22024/09/12

ベローチェのひととき

18
妻から廻ってきた本。12編からなる短編集。1983年から2011年の間に書かれた作品集。今では姿を消した車両や、既に廃線となっている路線をテーマとした鉄道ミステリーとなっている。鉄道ファンには堪らない一冊になると思う。どの短編もそれぞれに味があったが、個人的には「遠い日、遠いレール」「轢かれる」の2作品が印象に残った。2023/10/28

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