柳家喬太郎江戸料理平らげて一席

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093878883
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

出版社内容情報

柳家喬太郎師匠が、江戸の食が噺のキーになっている古典落語について語る。演じ所、聞き所などが、高座そのままの軽妙な語り口で展開。読んだら食べたくなる江戸料理の蘊蓄とともに、ひと味違う落語通を気取れる豆知識満載。

内容説明

古典落語の蘊蓄を語らせたら止まらない!新作落語の雄が切る、“味な噺”三十五席。自身が語る、喬太郎落語の名品『寿司屋水滸伝』ここだけの噺も一席。

目次

噺の中の江戸料理
初席
春席
夏席
秋席
冬席

著者等紹介

柳家喬太郎[ヤナギヤキョウタロウ]
本名、小原正也。昭和38年東京生まれ。日本大学商学部卒。平成元年柳家さん喬に入門。同5年二ツ星昇進。平成12年真打昇進。NHK新人演芸大賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)、国立演芸場花形演芸会・大賞など、受賞歴多数。師匠譲りの話芸を基盤とした古典落語、独自の新作落語、ともに高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nazolove

13
なにげに古い本掘り起こしたんやーなんて最後の発行日を見て驚いた。 さてそれは置いておいて、郷土料理なんてのは分かるけど江戸料理って何のこっちゃ?と思いながら読んだ。 と落語を振り返ってみたらそういや江戸っぽい料理ってこんなにあったなーなんて思った。 そして落語って何気にこんなに料理要素出てるよなーなんて思ってしまった。 まさか紹介で自身の新作落語を出してくるとは思わなかった。 そしてスルーして読んでしまったがためになる要素が書いてあったのでこれは勉強になるかもわからないいい本であった。2019/09/15

kera1019

10
色んな師匠の演り方やクスグリ、噺の薀蓄など、喬太郎さんのバックグラウンドが見えるようなガイドが面白い。落語に出てくる食べ物が出てくるんで、噺の背景が分かるとイメージし易くなって落語を聞くのがまた一つ楽しくなります。今まで「今戸の狐」のサゲが何のことがサッパリでしたが「千住の妻(こつのさい)」と骨のサイコロで「骨の賽(こつのさい)」って… そういう洒落やったんかぁ…2014/03/05

sawa

9
★★★★☆ 食べ物が登場する落語を、季節ごとに分けて柳家喬太郎が紹介。演目の説明もだけど、得意な噺家を挙げたり、流派による演じ方の違いなど、ふむふむばかり。演じている喬太郎の写真が躍動感があり、映像が浮かんでくるよう。高座見に行きたいなあ。(図)2012/04/12

りつこ

8
食べ物の出てくる落語を喬太郎師匠が四季に分けて説明している。演目についての説明だけでなく、流派ごとの演じ方や解釈、自分が演じる時のこだわりなどが語られていて、とても面白い。師匠が食べる演技をしてる写真もあって、こんなにも表情豊かなのか!と感動。私のような落語初心者にはたまらない一冊であった。2013/01/06

さいたまのたぬき

7
最近静かなブームのような気がする落語。 若い人の中にも寄席に足を運ぶ人が増えている ような気がするとも言われているようですね。 もっともかつてのように常に満席というわけではないようですから なかなか知らないという人も多いのではと思います。 ですがこの本を読むと 落語がいかに生活と密着していたかがよくわかります。 もっともこれがわからない話が増えてしまった原因でもあるのですが それでも噺家さんたちが工夫を重ね 今にも通じる噺をたくさんしています。 落語に興味のある方、食べ物が好きな方 にちょっとお勧2014/12/09

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