楽しい和ー

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093878784
  • NDC分類 750.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「日本には世界に勝る文化がのこっている」。そのことに気づいた女優・山口智子さんが、日本中の気になる美術、工芸の地を訪ね、知られざる先達の偉業を巡る“新しい旅”案内。山口さんのずば抜けたセンス、独特の眼を通して、「まったく知らなかった、かっこいい日本」が見えてきます。第1部では、歴史上の知られざる絵師たちの作品や、名所に遺る文様などに注目した「日本美術」巡り。第2部は消えゆこうとする工芸。本1冊が華やかなアートブックになっているのも魅力です。

山口 智子[ヤマグチ トモコ]
著・文・その他

内容説明

職人・達人の博雅にときめいて、まだまだ知らない日本に会いにゆこう。月刊誌『和樂』の人気連載がついに単行本化。2年をかけて全国を巡った、知られざる先達の偉業を探る旅。いにしえの中にモダンな日本が見えてくる。

目次

鮮やかな偉業・再発見(小村雪岱の「鏡花本」―泉鏡花記念館(石川県金沢市)、埼玉県立近代美術館(埼玉県さいたま市)
雪の殿様が愛した雪華―古河歴史博物館、鷹見泉石記念館(茨城県古河市)
〓(けい)斎の「略画式」―津山郷土博物館、津山城(岡山県津山市) ほか)
古の手わざと今を結ぶ(天から授かる蚕の糸―西予市野村シルク博物館(愛媛県西予市野村町)
飾り簪―澤乃井櫛かんざし美術館(東京都青梅市)、飾り簪・三浦孝之(東京都墨田区)
甲州印傳の袋―印傳博物館、印傳屋上原勇七(山梨県甲府市) ほか)
“今”を映す千代紙―菊寿堂いせ辰(東京都台東区)
特別講座(蒔絵師・原羊遊斎のもうひとつの雪華文様―永青文庫(東京都文京区)
奇想の絵師・河鍋暁斎の物語―河鍋暁斎記念美術館(埼玉県蕨市)
「きもの美」鼎談―染織家・志村ふくみ、和裁師・村林益子)

著者等紹介

山口智子[ヤマグチトモコ]
1964年生まれ。女優。古今東西の文化を結ぶことをテーマに、映像制作や執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バニラ風味

17
表紙の美しい絵柄から始まって、日本ならではの、「和」な美しいものを紹介してくれます。古河市の藩主・土井利位は雪を愛し、研究した方。鷹見泉石記念館は、昔たまたま訪ねて、感動した場所。ぜひ、また行きたいです。テイストは変わって、熊本のチブサン古墳は、なんとも力強い、ケルト風にも見える装飾でびっくり。色々な「和」があるものですね。もちろん、着物も和のひとつ。大切にして、後世に伝えていきたいものが満載な一冊でした。2022/09/16

どあら

2
その他さんによって「和」が、丁寧に紹介されていた。日本の伝統文化は素晴らしいですね("⌒∇⌒")2014/06/03

sattin

1
一度読んでたの忘れてた。雪模様はキュートですね。欲しいです。好みが何となく合うので(着物以外)楽しい2025/05/18

sattin

1
唐紙は知っているけどそれは取材しなかったのだなー。雪の結晶、アジサイの印籠はとても素敵でした。願わくばこの流れで若冲なんかも取り上げると同じ雰囲気かと思うけど、メジャーすぎかしら。お着物のおはしょりなしは、個人的にはちょっと妙な感じがします。あれは面倒ですが、ないとやはり変。2015/11/30

へへろ~本舗

1
和樂掲載の再編集。各地の「和」系の博物館巡り。2014/09/17

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