内容説明
基地、集団自決、少女暴行事件、メディアの同調圧力、平和教育…。沖縄人との激論12時間!日本と沖縄を考える。
目次
第1章 沖縄のメディアと同調圧力(全国に拡大する沖縄マスコミの論調;小林よしのりを呼んで兄弟の縁が切れた ほか)
第2章 沖縄は国家の「被害者」か「当事者」か(ひめゆり学徒は「騙され学徒隊」でいいのか?;「日本軍無謬論」に拍手する保守オヤジ ほか)
第3章 沖縄は誰のものか(「琉球」に対する複雑な感情;琉球王府が離島に課した人頭税 ほか)
第4章 少女暴行事件と沖縄の「怒り」(「セカンドレイプ」のひと言で言論封殺;何でも米軍基地のせいにする左翼の論理 ほか)
第5章 『沖縄ノート』をいかに乗り越えるか(曽野綾子の事実認定を受け入れていた昔の左翼;大江健三郎を訴えたのは保守派の作戦? ほか)
著者等紹介
小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
1953年福岡生まれ。漫画家。75年に「東大一直線」でデビュー。その後「おぼっちゃまくん」が大ブームとなり、ギャグ漫画に新風を巻き起こし、小学館漫画賞を受賞。現在は雑誌『SAPIO』で「ゴーマニズム宣言」を大反響連載中。また雑誌『わしズム』の責任編集長として言論・思想界に地殻変動を引き起こしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chimaru
1
沖縄旅行にいって、歴史について知りたくなってこの本を読みました。今でも修復できない大きな亀裂があることを知り、今度はもっと興味深く沖縄を感じることができると思います。
ホリエンテス
0
沖縄での座談会形式の沖縄論。米軍との関係など切っても切れない問題に現地の人がどう捉えているか。現地の偏った報道によるところもあるだろう。メディアの問題でもある。2009/10/30
コラッジョ
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沖縄について知りたいのならば、この本もオススメ。 今の翁長雄志県知事誕生に至る理由は大体これによって理解出来る。2016/05/12
Takashi Masuki
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これ読むの2回目。やっぱちゃんと考えないとね。2014/02/22
airi
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少女暴行事件のところが興味深い。2008/10/24