１２歳からの映画ガイド―生き抜く力を学ぶ！必見５０本＋１５０

佐藤 忠男【著】

小学館（2007/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 221p／高さ 21cm
• 商品コード 9784093876599
• NDC分類 K778
• Cコード C0095

内容説明

心に刻むあの言葉、あのシーン―読書のように映画を見る！生き抜く力が湧く映像の数々。

目次

第１章　自然、冒険、魔法、もしも（動物と生きる…子鹿物語―南極物語、ハタリ！、モンタナの風に抱かれて；魔法はなにをめざすのか…ハリー・ポッターと賢者の石―ゲド戦記、ロード・オブ・ザ・リング　ほか）
第２章　笑い、暮らし、将来、人生（進路を考えよう…トキワ荘の青春―父ありき、耳をすませば、ココニイルコト；ミュージカルを楽しもう…サウンド・オブ・ミュージック―雨に唄えば、シェルブールの雨傘、風の丘を越えて～西便制　ほか）
第３章　家族、学校を考えよう（こんな部活に入れたら…恋は五・七・五！全国高校生俳句甲子園大会―青春デンデケデケデケ、がんばっていきまっしょい、シコふんじゃった。；親の気持ちが分からないとき…エデンの東―理由なき反抗、男はつらいよ柴又慕情、陽のあたる坂道　ほか）
第４章　心の秘密、友情と愛（純情っていいなあ！…野菊の如き君なりき―初恋のきた道、少女の髪どめ、少年；悔しいなあ、でも…青～Ｃｈｏｎｇ―愛と希望の街、伊豆の踊子　ほか）
第５章　社会と世界を知ろう（人間の価値…道―ライムライト、市民ケーン、あゝ野麦峠；人の想いはこうして続いてゆく…紙屋悦子の青春―父と暮せば、火垂るの墓、春の河、東に流る　ほか）

著者等紹介

佐藤忠男［サトウタダオ］
１９３０年、新潟市に生れる。新潟市立工業高等学校卒業。国鉄（いまのＪＲ）、日本電信電話公社（いまのＮＴＴ）などで働きながら映画批評を書いて、１９５６年に最初の映画評論集を出す。以来、映画を主として評論家として活動をつづけ、百冊以上の著書を出す。芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、毎日出版文化賞、韓国文化勲章、ベトナム友情のメダルなど、多数の賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[FK]

日本は学校教育でも映画は重要視されてない。体系的・系統的に映画を観て学ぶということを経験できない。それがどれほど教育にとって損失であることか。ここで紹介されている映画の数々を読むにつけ、つくづく思う。氏の映画案内も上手いもので、これを読めば何としてもその映画を観たくなる。「12歳からの」となっているが、それ以上の高校生たちもその対象にして書いているとのこと。ただこれら200本の映画のうち、今すぐ観ることのできるものの数は多くはないようだ。あらためて日本は映画を大切にしない文化風土であると、思い知らされる。

2019/03/30

[Shanqi]

みたい映画が増えちゃった

2011/03/15