谷川俊太郎が聞く 武満徹の素顔

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  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093876575
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0095

内容説明

詩人・谷川俊太郎は、20代の初め、作曲家・武満徹と知り合い、その後40年以上にわたり武満の最も親しい友人の一人でした。2002年刊行の『武満徹全集』(全5巻)では、谷川さんに聞き役になっていただき、武満さんと身近に接してこられた方々にインタビューをお願いしました。好評を博したこの連載に新たに3氏を加え、さらに関連する写真、詳しい注を付け単行本化。谷川俊太郎とゲストの8人が、作曲家の“素顔”に迫ります。

目次

第1章 武満さんのこと、火星人みたいに思ってた(小澤征爾・指揮者)
第2章 作品より、人間のほうが好きだった(高橋悠治・作曲家・ピアニスト)
第3章 一〇〇年たっても、残る音楽(坂本龍一・作曲家)
第4章 映画音楽のほうが、ずっと前衛的(湯浅譲二・作曲家)
第5章 徹さんは、ロックスター(河毛俊作・演出家)
第6章 僕の息子の名付け親(恩地日出夫・映画監督)
第7章 武満さんは、言葉の人(宇佐美圭司・画家・造形作家)
第8章 天秤の棹の長い人(武満眞樹・映画翻訳家・音楽プロデューサー)

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京生まれ。詩人。52年、第一詩集『二十億光年の孤独』(東京創元社)、以降、数多くの詩集を刊行。また、脚本、翻訳、エッセイ、絵本など多方面で活躍。武満徹とは、53年、入院中の武満を見舞い、知り合う。以後、武満の最も親しい友人の一人で、武満家とは家族ぐるみのつき合いがあった。『武満徹全集』(全5巻、小学館)の刊行委員の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Figaro

1
武満って、外見は火星人みたいで得体が知れないなあって思ってたけど(失礼!)、本書を読むと2009/04/11

asako

0
インタビュアーが谷川俊太郎なのがいい! いろいろな意味で。 2013/12/25

さえきかずひこ

0
武満徹の人となりが話し言葉を通じてよく分かる2008/09/23

miura

0
身近にいた人数名の話を読んでも、まだ輪郭がぼんやりしていると感じる。いろいろな側面を持った方なのでしょうかね。2020/07/12

みみこ

0
言語化されたものとされずに音楽になったもの、音楽にもならなかったもの。境界があるようでないような人だったのかもしれない。2019/10/21

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