日本人も知らない日本酒(さけ)の話―アメリカ人の日本酒伝道師、ジョン・ゴントナー

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 14X20cm
  • 商品コード 9784093874540
  • NDC分類 588.52
  • Cコード C0095

出版社内容情報

 味に関しては大雑把な「アメリカ人」と、世界のお酒の中でも、その緻密さでは横綱格の「日本酒」の取り合わせは面白い! ジョン・ゴントナー氏はアメリカ人であるが日本酒評論家ベスト3に入るか、というくらいの日本酒博士なのです。欧米各国のメディアを通して「日本酒」についての語り本を何冊も出版するという大活躍ぶり。そんなジョンの「日本語」初めての本がコレ! 日本酒を日本人よりも愛し、我々のアプローチとは違う視点で語る「噺」は時に我々を感動させ、時にはそのウィットに微笑んでしまいます。主な内容…■酒を仕事にする決意 ■日本酒鑑評会での恥ずかしい事件 ■リーデル社のつくった吟醸グラスとは!? ■イギリス人の蔵人発見! ■利き酒コンテストで優勝する秘術 ■僕の晩酌…etc

内容説明

日本酒に「先入観」のないアメリカ人・ジョンの語る「日本酒の話」、まっさらな白い紙に、全く新しく書かれた文字のように鮮烈で、スイスイと体に入っていく。まるで美酒のように…。

目次

酒を仕事にする決意
鑑評会での恥ずかしい事件…
リーデル社の作った大吟醸グラスとは!?
イギリス人の蔵人発見!初めての酒蔵訪問へ…
利き酒コンテストで優勝する秘術?
それぞれの蔵に秘訣があり、特徴がある
戦後、初めて「米」だけで酒を造った酒蔵は…
やっと「酒と食」にこだわり始めたアメリカ人
僕の晩酌
燗にすると、おいしいお酒〔ほか〕

著者等紹介

ゴントナー,ジョン[ゴントナー,ジョン]
1962年アメリカ・オハイオ州生まれ。1988年文部省JETプログラムの英語教員として来日以後、電子エンジニアを経て日本酒ジャーナリストに。英字新聞「Japan Times」に日本酒のコラムを8年間連載。月刊メールマガジン「Sake Newsletter」を発刊。これまでに海外・国内のさまざまな雑誌に日本酒に関する記事を寄稿している。また定期的に在日外国人のための日本酒セミナーも開催。「日本酒輸出協会」(SEA)に参加し、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ各地における日本酒の世界進出にも力を注ぐ。講演活動も継続的に行い、これまでにハーバード大学、コロンビア大学、北米各地の日米協会などで講演会を開く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

42
WOWOWで「カンパイ!世界が恋する日本酒」というドキュメンタリー映画を観て、アメリカ人の日本酒伝道師である著者のことを知った。アメリカ人に日本酒のことを教えてもらうなんてと思いながら読んだが、実に分かりやすく日本酒の魅力を伝えている。あー、日本酒が飲みたくなってきた。「カンパイ!」という映画は、この本にも出てくるイギリス人の蔵人や「南部美人」のことも出てきて、大変魅力的な映画でした。2017/10/18

たんぽぽ

21
定期的に日本酒の講座を受講しています。受講前だったら酒母、生酛、山廃…の意味がよくわかっていませんでした。私程度の初級の知識を整理してくれるわかりやすくて楽しい本でした。ジョン・ゴントナー氏が選んでくださった日本酒を飲むイベントに2回参加してお話を伺ったことがあります。この本を出版されてから10数年を経た作者は、さらに深く日本酒を愛する素敵な紳士になってらっしゃいました。…それにしても、居酒屋で女の子に「吟醸酒は2年、大吟醸は3年以上熟成させた酒だ!」語っていた日本人オヤジ、恥ずかしすぎる。 2018/03/08

nori

3
とても面白く、あっという間に読んでしまった。アメリカ人らしい陽気でリズミカルな文章で日本酒についてかなり詳しく書かれているため、日本酒の入門書にも最適。ほんわかと心を満たしてくれる純米大吟醸のような本。2016/03/27

LeoPong

2
今年に入ってから日本酒が好きになった。とはいえ、アルコールに弱いので、毎日おちょこ一杯、720ml瓶を2週間くらいかけて呑んでいる。もともと外国人向けの日本酒コラムを翻訳した著作なので、私の様な日本酒初心者にはぴったりな本であった。2014/09/24

ヨミトロール

2
感動だね。嬉しいね。ジョンさんありがとう。 昨日の酒が残ってるせいか、うるっときちゃった。花たろうにも行ってみるよ。2013/07/13

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