出版社内容情報
「聖」とは、特別な日を知っている人だから「ひじり(日知り)」。「息子」「娘」の「むす」は、「苔むす」の「むす」と同じ。日本語の基本「やまとことば」をひらがなでよむことで、日本語のふしぎ・奥深さがわかる。
日本語ってふしぎだと思ったことはありませんか。 なぜ文字を書くことも爪で引っ掻くことも、「かく」なのか。照りつける太陽も燃える焚き火も、「ひ」というのはどうしてか。そういえば顔にある目・鼻・歯は、植物の芽・花・葉と発音が同じじゃないか……。 それを解明してくれるのが本書です。遥か昔から今日まで、ずっと使われつづけた「やまとことば」を「ひらがな」で読むことで、どんどん本来的な意味がわかるのです。 たとえば、「聖」とは、特別な日を知っている人だから「ひじり(日知り)」。「息子」「娘」の「むす」は、「苔むす」の「むす」と同じ。 読み始めるとやめられなくなること請け合い。知的好奇心を刺激する、目からうろこの日本語本です。