出版社内容情報
耳の不自由な人のサポート器具の紹介をする本。補聴器以外にもいろいろな器具のあることを示しながら、耳の不自由な人の社会参加のあり方も考えます。他に、日常生活に役立つ手話や聴覚障害者団体の紹介もします。
老人性難聴者を含めると日本には数百万人の耳の不自由な人がいると言われます。耳の不自由な人のサポート器具というと補聴器を思い浮かべますが、科学技術の進歩や日本社会のバリアフリーの意識の高まりなどにより、耳の不自由な人のサポート器具も数多く出ています。この本ではこのようなサポート器具のいろいろを紹介し、耳の不自由な人のサポートのあり方を考えます。また、耳の不自由な人を支援する団体や人の活動内容の紹介を通し、器具だけではなく心の支援のあり方も考えます。ほかに、耳の不自由な人の生活の不便さをわかりやすく紹介する漫画や日常生活に役立つ簡単な手話・指文字、耳の不自由な人に関わるビデオや本なども紹介します。
内容説明
耳の不自由な人のサポート器具の使い方と支援する人々の活動の紹介などを通し、聞こえない、聞こえにくい人のサポートのあり方を考える本。
目次
コミック 「心の支援」と「サポート器具」があれば大丈夫(携帯電話;車両故障;呼び出しがわからない ほか)
耳の不自由な人の生活に役立つ商品カタログ(家の中でさまざまな呼び出し音などを知る「屋内信号装置」;テレビや会議などでの聞こえを良くし、より楽しめる「会議用拡聴器」;振動で起こしてくれる「振動式目覚まし時計」 ほか)
耳の不自由な人の生活に役立つ資料集(聴覚障害者関連団体の沿革と活動;補聴器についての相談に応じてもらえる日本耳鼻咽喉科学会の「キーパーソン」一覧;聴覚障害に関わる団体・人を訪ねて ほか)
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