出版社内容情報
脳性マヒで体の不自由な著者が、家を出て、作家として自立するまで。「自立とは他人と共に生きること」という温かいメッセージに満ちた作品。
脳性まひで体が不自由な著者が、家を出て作家として自立するまでの、フリースタイルひとりぐらしエッセイと小説。著者の分身の主人公なずなの目を通して語る障害者の恋愛と自立への葛藤や、家族や友人、ボランティアのさまざまな人間模様が描かれる。自立をめざす若い人たちへの「自立とは他人と共に生きること」という温かいメッセージに満ちた作品。
内容説明
あなたももっと自由になれる！なおこ風ノーマライゼーション。障害者の自立への日々をしなやかに描く書き下ろし小説と、エッセイ。
目次
小説 なずな（モーニングコール；レイニングデー；相談室；ボーイフレンド；夜中の電話はワインの気配 ほか）
エッセイ なおこの作り方（ゆび戦争；私流にエンジョイスポーツ；母のピンタ；母があけた空気口；赤い靴のグレ子 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なーここ
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自分と名前つながりで。手の形はさまざまだが、どの手もあたたかいと私は思う。この一文が素敵でした。2011/06/12
