出版社内容情報
バブルが崩壊し、カイシャが伝家の宝刀・終身雇用をあっさり捨てた今こそ、カイシャインもOLも変わるときだ。会社人間からの脱皮をテーマにした本書は、発想を豊かにするヒント満載。頭脳の柔軟体操に最適な刺激的エッセイ。
バブルの崩壊後、顕在化した産業の空洞化は、成長どころか、仕事量の減少を露呈した。もはや能力の低下した従業員を抱えていては、カイシャはサバイバルできない。危機感を強めたカイシャは伝家の宝刀・終身雇用をあっさりとかなぐり捨て、リストラの名の下に人員削減にとりかかった。…カイシャはかくも変わりはじめている。もてるエネルギーのほとんどをカイシャの仕事のために投入してきた会社人間は、カイシャの意に添うことを無上の喜びとする。したがって、いつどんな命令がカイシャから下っても頭に入るように、頭を空っぽにしておいたのだ。しかし、もう会社人間をやっていられる時代は終わった。さて、カイシャインはどう変わればよいのか…。なによりもまず、社内預金に預けっぱなしにしていた自分の脳を払い戻して、休眠状態にカツを入れ、自分の頭で考える機能を回復することが必要だ。おなじみのCMやヒット映画を思い返し(Ⅰ章)、社会やカイシャの変わりようを見直し(Ⅱ章)、パソコンの何たるかも読むだけ読んで(Ⅲ章)、世情の動きも心にとめ(Ⅳ章)、自分の人生をどうリフォームするかに思いをはせれば、エンジン全開の頭脳が立ち上がっているに違いない。この本は、未来のカイ
内容説明
『バブル後カイシャイン小説』の第一人者が、カイシャイン・OLに贈る滋養強壮エッセイ。
目次
1 CM・ベストセラー・ヒット映画への感度を高め、読みを深めよう
2 カイシャや社会がどう変わっているか、見極めよう
3 パソコンおたおたアプローチ
4 世情を読む目、考える頭を鍛えよう
5 人生をリフォームするきっかけをつかもう
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- 和書
- 濡れ衣を撥ねて