出版社内容情報
生まれてすぐ冒された脳性マヒと闘いながら、左足指で俳画を描き、短歌を詠む民宿「土の宿」の主・木村浩子。心豊かに力強く生きるその半生と、土の宿での心温まる出会いを綴る。
<目次> はじめに 土の宿ができるまで 第一部 足指に生きて ランドセル 孤独 文字を書く 立つ・歩く 天使の訪問 施設の生活 勝浦 独立 母となる日に 第二部 イチャリバチョーデー 出会えば友だち ぼくの最後の教師 田島征彦 宜野座先生と石川高校の生徒たち ひょっこり来た青年たち ソニョンのひとり旅 宿を支える人びと 福祉文化のパイオニア 一番ヶ瀬康子 あとがき
内容説明
生まれてまもなく冒された脳性マヒと闘いながらも、唯一動く左足指で俳画を描き、短歌を詠み、心豊かに明るく生きる。自立をめざし、障害者と健常者が支えあう場として、沖縄に民宿「土の宿」をつくって10年。「土の宿」に集う人びとの出会いと心温まる交流を描く。
目次
はじめに 土の宿ができるまで
第1部 足指に生きて
第2部 イチャリバチョーデー―出会えば友だち