出版社内容情報
将軍や天皇を超越し、自身が「絶対」の存在になろうとした信長。自らを神として祭るため、安土城に寺院を建立した。安土城跡の綿密な発掘調査をもとに、信長の衝撃的な実像に迫る。
内容説明
宣教師フロイスの記録には、織田信長は神になったという記述がある。安土城内の〓見寺や天主を綿密に調査し、その説を実証する。
目次
第1部 神になった織田信長(信長の合理精神;自らを神とする;信長の政権構想)
第2部 信長の野望と挫折―シンポジウム
第3部 天下統一への道(信長の人物像;「うつけ」者から天下人へ;信長の城)