ひまわりと銃弾

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ひまわりと銃弾

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093867771
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

戦時下の若者たちが目の当たりにした奇跡。

山本一力氏・河﨑秋子氏推薦!
「彩り豊かな世にかぶさる戦争の黒い色。ひたむきに生きる人々の昭和時代小説だ」
――山本一力氏
「演劇を愛する彼らが戦争を経ても手放さなかった『希望』に心震える」
――河﨑秋子氏

関東大震災後の浅草。
太平洋戦争に向かいつつある世情。
それぞれ重い過去を背負って生きている冴子・ハジメ・卓三の三人は細々と演劇で口を糊している。
芸術芸能に対して、警察や軍部による検閲、大衆の冷たい視線がますます厳しくなる中、卓三が兵役に取られた上に、東京大空襲に巻き込まれるふたり。
戦後、奇跡的に生き残ったふたりは、卓三不在のまま、舞台の幕を上げられるのか?
そして、GHQの嫌がらせに、どう抗うのか?
感動の戦争小説。

【編集担当からのおすすめ情報】
『恩送り 泥濘の十手』で第一回警察小説新人賞を、『お内儀さんこそ、心に鬼を飼ってます おけいの戯作手帖』で第十四回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した、押しも押されもせぬ実力派作家が初挑戦した昭和の戦争小説。当時の流行り歌とともにお楽しみください。きっと、いえ、必ず涙が溢れます。


【目次】

内容説明

関東大震災後の浅草。太平洋戦争に向かいつつある世情。それぞれ重い過去を背負って生きている冴子・ハジメ・卓三の三人は細々と演劇で口を糊している。芸術芸能に対して、警察や軍部による検閲、大衆の冷たい視線がますます厳しくなる中、卓三が兵役に取られた上に、東京大空襲に巻き込まれるふたり。戦後、奇跡的に生き残ったふたりは、卓三不在のまま、舞台の幕を上げられるのか?そして、GHQの嫌がらせに、どう抗うのか?感動の戦争小説。

著者等紹介

麻宮好[アサミヤコウ]
群馬県生まれ。津田塾大学卒業。2020年、『月のスープのつくりかた』で、デビュー。22年に、『泥濘の十手』(刊行時、『恩送り 泥濘の十手』に改題)で、第一回警察小説新人賞を受賞。25年に『お内儀さんこそ、心に鬼を飼ってます おけいの戯作手帖』で、第十四回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

111
戦争、希望、涙の一冊。太平洋戦争に向かう時の流れの中で、演劇という自分にとって大切な居場所を守り信じる若者たちの物語。何度も胸がつまり終盤はどっと涙が流れ出した時間だった。誰もの心情と言葉が、"正義の戦争"と言う都合のいい言葉で支配された時代をストレートに突きつけ、今の世界情勢さえも感じずにはいられない。国を支えるのはかけがえのない命、トップに立つ者ほどそれが見えない悔しさを感じる。自分の心だけは誰にも奪わせない、そんなハジメたちの姿はまさに希望そのもの。こんな奇跡があってもいい、あって欲しい。涙の余韻。2026/03/12

ゆみねこ

64
関東大震災で家族を失ったハジメ・冴子、名家の息子ながら居場所のなかった卓三は、浅草で「一三座」を立ち上げる。戦争へと向かう時代、芸術や芸能への大衆からの厳しい視線や軍・警察からの検閲。戦場の卓三、浅草のハジメや冴子らと一三座の苦闘。東京大空襲を奇跡的に生き延びて戦後の初公演でGHQからの横槍が。舞台の幕が開きそこで繰り広げられたものと、大衆の歓声。これは今読むべき1冊、お薦めです!2026/02/20

天の川

58
いつもの麻宮作品とは色合いを異にする。BGMは「私の青空」と「月光値千金」、キーワードは野球とゴッホのひまわり。一三座は矯正院出のハジメと早稲田をドロップアウトした卓三がつくった軽演劇の売れない劇団だ。そして、富美と関東大震災で行き場を失った冴子。戦時中の軍も占領下のGHQも彼らの表現の自由を奪おうとし、人々はそれに同調する。けれど、戦場の卓三も浅草のハジメも舞台を、しなやかに自分を曲げることをしない。それは舞台を続けること、「希望」を守ること。ラストの光溢れるような切なさったらない。→ 2026/02/08

シャコタンブルー

55
映画「ひまわり」のように戦争で引き裂かれた人々を描く、反戦記でもあり演劇にかける青春ドラマでもあった。「自分らしさって心の中にあるものだろう。それは絶対束縛されない」戦時下の検閲により金縛り状態の演劇だが、彼等の心の中にある自由を求める炎は誰にも消せない。人々は苦境に喘ぎながらも劇場で勇気と笑顔をもらう。いついかなる時も笑は心の栄養になっているかも知れない。一三座の舞台に再度立つことが「彼」の生きる希望の糧となっていたのは必然だと思えた。 2026/02/23

しゃが

42
戦中・戦後にお芝居に生きがいを求めた4人の男女の物語。ひまわりはゴッホの絵が放つ生命と本来、人が自由に生き、表現できるはずの世界の輝きだ。しかし銃弾はその自由を一瞬で奪う。彼らが統制・検閲という理不尽な時代でも負けずに自分らしく生きようとする姿が辛くもあり、頼もしくもあった。また権力者には数だけである命や形にない守りたいものが失われていく。終盤は強く心に残った。今のウクライナでもまた、国民が望まぬ戦争によって日常と尊厳が踏みにじられている現実も辛い。2026/02/26

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