シルバー保育園サンバ!

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093867405
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

何歳でも人生はやり直せる!ハートフル小説

銀治は、定年退職後に妻から離婚を言い渡され、孤独で怠惰な日々を送っていた。暇を持て余し、シルバー人材センターからの様々な仕事を担っている。ある時、保育園の草むしりの仕事が入り、担当することに。銀治は、人と接すること、特に女性と子どもは大の苦手。渋々保育園に向かうが、次々に巻き起こるハプニングに対応し、その活躍が認められた銀治は、熱烈なリクエストによりそのまま嘱託職員となるはめに。
当初は銀治を怖がっていた子どもたちもだんだん慣れてなつくようになり、人付き合いが苦手な銀治も徐々に保育士たちとも打ち解けていく。日々、子どもや周囲の人たちと接するなかで、孤独だった銀治の心には少しずつ変化が。そんなある日、定年退職後に離婚し離れて暮らす娘について、衝撃の事実を知る――。そして銀治は、自分自身が蔑ろにしてきた「本当に大切なこと」に向き合うようになっていく。長い間蓋をしていた感情が蘇り、前向きに変わっていく銀治。勇気を振り絞って行動することや、あきらめないことの大切さ、いくつになっても後悔は取り戻せるということ・・・・・・。人生に大切なたくさんのことを笑いと共に教えてくれる、人生応援小説。

【編集担当からのおすすめ情報】
この小説は、タイトルから想像つく方もいらっしゃるかもしれませんが、松平健さんを当て書きして執筆された、渾身の書き下ろし小説となります。松平健さんと著者は以前、著者の作品がドラマ化された『PTAグランパ!』以来の仲。今回の作品もいち早く読んでくださり、「「感動した!生きる勇気をもらった。みんなで読み明かそう。オーレ!」という素敵な応援コメントをいただきました。その温かくて人間味のある主人公と、笑いあり涙ありの筆致でぐいぐいと読者を引っ張ります。
それだけではありません。特筆すべきはこの小説の保育園、療育園やそこに通う児童たちの様子、リアリティ。それもそのはず。著者は、この作品のために療育園、保育園で実際に嘱託職員として働きました。
著者の本気がいっぱい詰まった本作品。
人生は何歳からでもやり直せる。そんな重くなりがちなテーマを、笑いあり、ホロリありの軽妙な筆致で綴ります。読後、必ず元気になれる一冊です。

内容説明

銀治は定年退職後に妻から離婚され、孤独で怠惰な日々を送っていた。そんなある日、ひょんなことから保育園の嘱託職員となるはめに。子どもと女性が大の苦手の銀治だったが、子どもたちもだんだんなつき、徐々に保育士たちとも打ち解け、心に少しずつ変化が生まれる。その頃、すっかり疎遠になってしまった娘の衝撃の事実を知ることに―。勇気を振り絞って行動すること、あきらめないことの大切さ、いくつになっても後悔は取り戻せるということ…。人生に大切なたくさんのことを笑いと共に教えてくれる、人生応援小説。

著者等紹介

中澤日菜子[ナカザワヒナコ]
1969年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。2013年『お父さんと伊藤さん』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

176
中澤 日菜子、初読です。タイトルと表紙絵から、ユーモアシルバー小説かと思いきや、シリアスな家族小説、今年一番の感涙作でした。今年のBEST20候補のダークホースです。 松平健を当て書きして執筆された作品だとは思いませんでした。 https://www.youtube.com/watch?v=XazyhnymUQo このレビューは、松平健「マツケンサンバⅡ」 を聴きながら書きました♪ https://www.shogakukan.co.jp/books/093867402024/11/19

モルク

118
仕事、仕事で家庭を全く省みることなく定年を迎えた68才の銀治に妻子は愛想を尽かし出ていった。いわゆる熟年離婚。シルバーさんとして保育園で草むしりをしたのが縁でそこの嘱託職員として採用されたが全く子供の扱いがわからない。子供と接し少しづつその楽しさを感じるようになったが…障害児の問題、児童本人のためには、家族は、受け入れる方は…様々な問題に直面する。そして別れた娘が余命少ないことを知るが彼女は銀治を全く受け入れない。最初のドタバタ劇からシリアスな問題に発展する。後半はいっぱい泣かせてもらいました。良作だった2025/05/06

J D

93
 強面の悪役商会にいるような銀次が、保育園での仕事を通して穏やかな人間性を身に付けて行く物語。銀次と保育園児、銀次と陽子。それぞれでメインになりえる題材が、混在している。流れが良いのであっという間に読めるが内容は濃い。銀次の抱える問題、池田さんの葛藤、自閉症スペクトラムについて等扱われているテーマは深い。しかし、読むと心は軽く、晴れやかになる栄養源となる作品。ところで、焼き鳥を食べるシーンで串から外す派かそのまま派で別れるのだが、焼き鳥はそのまま串から食べるのが正統だと思うのだが、皆さんどっち派ですか?2025/04/08

みかん🍊

86
家事育児を全くしなかった銀次は定年後離婚されシルバー登録し保育園の草刈りをする、強面から園児に泣かれ不審者扱いされるが、ある事件から委託職員として保育園で働く事になる、障害児童問題や銀次の娘の病気、父娘の確執など重い問題も描かれ、「共生」「多様性」よく使われる言葉だが実際よく分かっている人は少ない、本来の意味で使われ理解される社会であって欲しい、しかし主人公銀次の立場で読んでいるから肩入れしてしまうが、きれいに収まった様だが娘にこれほど恨まれる銀次の今までの態度は簡単に許される事ではない。2025/05/15

itica

81
シルバーで働く銀治が草むしりに行った保育園で、縁あって保育補助の仕事をすることになった。大柄でいかつい、おまけに愛想もない。およそ保育など不向きすぎる銀治の奮闘ぶりが面白い。様々な子供たちや保護者を通して自分の過去を振り返り、疎遠になっている病気の娘に心を痛める銀治の気持ちの変化が軸になる。どうにも抗えない運命はあるが、努力で変えられる未来もある。たとえ高齢であっても、気づきを得て自分を変えようと思うのは素敵だな。 2024/11/26

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