恋とか愛とかやさしさなら

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恋とか愛とかやさしさなら

  • 一穂 ミチ【著】
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  • 小学館(2024/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093867399
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。

カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。

信じるとは、許すとは、愛するとは。

男と女の欲望のブラックボックスに迫る、
著者新境地となる恋愛小説。

わたしの心と体を通ってきた、無数の、犯罪の名前が付かないたくさんの傷のことを考えた。苦しかった。読めてよかった。
――高瀬隼子(作家)

僕はこの物語を、生涯忘れることはありません。
――けんご(小説紹介クリエイター)

女性が置かれている地獄のある側面が突きつけられる。
――スケザネ(書評家)

【編集担当からのおすすめ情報】
第171回直木賞受賞(『ツミデミック』光文社刊)後、第一作。

初回配本限定の書き下ろしショートショートをカバー裏に収録!

自分だったらどうするだろう?
答えの出ない問いかけを、
何度も何度も繰り返して書きました。
――一穂ミチ

内容説明

プロポーズされた翌日、恋人が盗撮で捕まった。直木賞受賞第一作。全国の書店から過去最大級の反響が殺到中の、著者新境地となる恋愛小説。

著者等紹介

一穂ミチ[イチホミチ]
2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。『イエスかノーか半分か』などの人気シリーズを手がける。21年刊行の『スモールワールズ』が本屋大賞第3位。同作で吉川英治文学新人賞を受賞し、直木賞候補になる。22年刊行の『光のとこにいてね』は本屋大賞第3位、キノベス第2位。同作で直木賞候補になり、島清恋愛文学賞を受賞。24年『ツミデミック』で第171回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

501
一穂 ミチ、5作目です。直木賞受賞第一作、タイトルと表紙から恋愛小説かと思いきや、性加害波紋群像劇の佳作でした。内容の割には、清々しいエンディングです。しかし性加害・被害で、人生を狂わせられた人はどの位いるのでしょうか❓ https://www.shogakukan.co.jp/pr/koitoka/2024/12/07

445
凄いテーマの恋愛小説を書くものだなと最初に思いました。プロポーズされるまでの2人が幸せの絶頂で、翌日に盗撮で神尾氏が捕まってからのニカの心情がやるせなさすぎて。自分だったら許せるだろうか?かなり人によって意見が分かれるテーマだろうなと思います。後半の、神尾氏と被害者女性の交流の話もありえないけれど良かったです。カバー裏におまけのショートストーリーが書かれていて嬉しい。2025/02/11

のぶ

401
一穂さんの新作はなんとも重いテーマの作品でした。カメラマンとして働く新夏は、5年付き合っている啓久からプロポーズされ、受け入れる。その翌日、啓久は女子高生を盗撮して捕まってしまう。啓久が犯した盗撮罪は逮捕されず、示談で済んだが、外部からみれば啓久も痴漢や性犯罪者と同じ類の中の一人だということ。結婚してこの先生活を続けていく事ができるのか。別れることが啓久のためになるのか。いろんな問題が投げかけられるが、新夏の心の葛藤が深く描かれていたのが良かった。難しい読後感を残した物語だった。2024/11/12

うっちー

357
何か作者からの問題提起で終わった感じ2024/11/19

bunmei

351
盗撮犯罪を切り込み口に、盗撮犯の男とその婚約者の女の複雑に絡みう合う葛藤を、それぞれの視点で綴られている。こうした犯罪行為に対しては、そこに関わった男女によって感覚的な違いが生じる。新夏からしたら、迷いはありつつも、啓久の罪に目を瞑って寄り添っていく事はできないだろう。しかし啓久が自分の犯した罪を認めつつも、その行為を正当化しようとする自身へ甘えには辟易する。また、事件後に再会した被害者と啓久との交流には違和感があり、彼女もまた、現代社会にディスられて、卑屈の塊を抱え込んだ落とし子であるとも感じた。 2025/01/25

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