耳たぷ

福徳 秀介【著】

小学館（2024/10発売）

• サイズ 46判／ページ数 224p／高さ 19cm
• 商品コード 9784093867368
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

独特の観察眼で心模様を描いた恋愛短編集

ジャルジャル福徳秀介の独特の観察眼で恋模様を描いた、きらめく万華鏡のような短編集。書き下ろしを含む全24話を収録。
読売中高生新聞での連載中、「福徳さん、私の学生時代に隣にいた？」などと読者から驚きと共感の声が多数寄せられるほど、10代の恋の微細な感情を照らし出してきた作品を収録しています。また、大学生から社会人の恋愛の機微を描いた作品や、大人になってからあの頃の恋煩いを振り返る作品など、様々な角度で恋する人の心模様に光を当てていく、万華鏡のような短編集です。
巻末には各話への著者あとがきもついており、読み応えもたっぷりです。

【編集担当からのおすすめ情報】
ジャルジャル福徳さんの描く物語は、なぜこんなにおもしろいのか。
どこかで感じてはいるけれど言語化されない心情と、日常のあるあるだけど見逃しがちな情景を、巧みに結びつけて物語にして見せてくれるからだろうか。短い文章ながら心の深いところに触れてくるからだろうか。この不思議な感覚をぜひ味わっていただきたいです。

内容説明

ジャルジャル福徳恋愛短編２４話。

著者等紹介

福徳秀介［フクトクシュウスケ］
１９８３年生まれ、兵庫県出身。関西大学文学部卒。同じ高校の後藤淳平と２００３年にお笑いコンビ「ジャルジャル」を結成。ＴＶ・ラジオ・舞台・ＹｏｕＴｕｂｅ等で活躍。キングオブコント２０２０優勝。福徳単独の活動として、絵本『まくらのまーくん』は第１４回タリーズピクチャーブックアワード大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[里愛乍]

あぁもう可愛い。登場人物たちも出会いも別れもその先も言葉のチョイスに至るまで、なんだか愛しさが込み上げてくるというか。押し付けがましい笑いは一切感じることなく、だけど読んでる間は終始笑顔だったんじゃないかなと思う。楽しかった。

2024/10/23

[アマニョッキ]

ジャルジャル福徳さんの本。実は福徳さんが苦手なので、小説読んだらすこし見方かわるかな？と思ったけどやっぱり苦手なままでした。深みってものがない。自分には合わなかったってだけです。

2025/04/30

[夜明けのランナー]

ジャルジャルの福徳さん作品ということで、読みながらコントを想像してしまう。どこか懐かしくて、昭和を思い出す作品で。初々しくて、これからが人生の始まりなんだー！と思わせてくれます。今の中高生が読んだら、どんな感想を持つだろうか？

2025/03/13

[むぎ]

おかしな付き合い、おかしな別れを「ま、ふつうじゃん？」みたいな顔して書いてくれてありがとう。別れはかなしい、切ない、けれど…と、福徳秀介の小説を読むたびに思える。わたしもいつか別れる。たいそうな理由を探していたけれど、そんなものは、なくてよい。

2024/10/23

[jolly]

さくさく読めてなにも残らないやつ。これを40代のおっさんが書いてるというのはすごいのか、きもいのか。家の前の雪がきれいになくなってた。

2025/02/13