小説 リベンジャー

利便事屋【原作】/虚淵 玄【ストーリー原案・シリーズ構成・脚本】/大樹 連司【脚本】/時海 結以【著】

小学館（2023/04/24発売）

• サイズ B6判／ページ数 272p／高さ 19cm
• 商品コード 9784093866842
• NDC分類 913.6
• Cコード C0079

出版社内容情報

TVアニメ「REVENGER」ノベライズ

過酷な藩命を果たしたにもかかわらず、裏切られ居場所を失った薩摩藩士・繰馬雷蔵。彼に手を差し伸べたのは…恨みを込めて歯型を刻んだ“恨噛み小判”と引き換えに、復讐＝暗殺を請け負うーー「利便事屋」（リベンジャー）だった。異なる歴史を辿った長崎、異国情緒に溢れた街に蠢く人間の欲望。利便事を繰り返す彼らの向かう先は!? オリジナルアニメでドラマティックに描かれたダークヒーローアクション史劇が「小説」として登場！



【編集担当からのおすすめ情報】
虚淵玄氏が10年ぶりにストーリー原案、シリーズ構成を手がける、オリジナルアニメ。その美しく儚く切ない・・・人間の生き様を「暗殺」というダークな世界感で描いた全12話を、1冊の「小説」として仕上げました。利便事屋の活躍とその行く末をどうぞ文字の世界でもご堪能ください。
アニメの場面写真を収録した16Pの口絵付き。

内容説明

その罪、その咎、悔い改めよ。過酷な藩命を果たした薩魔藩士・繰馬雷蔵。しかしそれは彼を陥れる罠だった。自らの命まで狙われ、行き場を失った雷蔵に手を差し伸べたのは、恨みを込めて歯形を刻んだ“恨噛み小判”と引き換えに、復讐＝暗殺を請け負う―「利便事屋」であった。異国情緒あふれる街に蠢く、人間の欲望。利便事の先に待ち受けている運命とは！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[キュー]

普通にノベライズだな〜という感じでアニメ以上にキャラクターの内面が掘り下げされてる訳でも無いし色々展開が省略されてたりするのがいまいちではあるけど読みやすくもあった。ストーリー自体は好きだし面白いんだけどラストとかアニメより余韻も無い感じで作家の力量を感じてしまったな。ただ用語などがみんな漢字で時代劇っぽさをアニメより感じられたのは良かったかも知れない。

2023/07/12