キッチンが呼んでる!

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093866613
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

おいしいの伝道師、初の小説!

訳あって一人暮らしを始めた女性が、調味料や食材を揃えていきながら自炊と一人のごはんを楽しむ様子を描く。引っ越して三日目、宅配便でオーブントースターが届く。仕事に没頭し、気が付けば夜八時。買い物に出かけた彼女が、夕飯として購入したのはハムレタスサンドと肉まんだった。帰宅した彼女は、新居で初めての「料理」をする──。食に対するストイックなまでのこだわりを見せる日もあれば、ファストフードを堪能する日もある彼女はいったい何者なのか。簡単でおいしいレシピや食の豆知識も身につくフード・ラブ・ストーリー。料理人、飲食店プロデューサーとして活躍しながら、さまざまな食情報を発信する“ナチュラルボーン食いしん坊”の初小説!

【編集担当からのおすすめ情報】
料理人、飲 食店プロデューサーとして活躍する“ナチュ ラルボーン食いしん坊”の初小説! 「小説丸」の人気連載が書籍化!

内容説明

三年ぶりの一人暮らし、調味料を厳選し、調理器具を買い足しながら、「食べること」を追究する「わたし」の27日間。おいしくってためになる、フードラブ・ストーリー。ナチュラルボーン食いしん坊の初小説!

目次

3日目のオーブントースター
4日目の炊飯器
5日目の小鍋とフライパン
6日目の電子レンジ
7日目のサラダバー
8日目の味噌
1日目のウーバーイーツ
9日目のパクチー
10日目のクミン
11日目のおだし〔ほか〕

著者等紹介

稲田俊輔[イナダシュンスケ]
料理人・飲食店プロデューサー。鹿児島県生まれ。京都大学卒業後、飲料メーカー勤務を経て円相フードサービスの設立に参加。和食、ビストロ、インド料理など、幅広いジャンルの飲食店の展開に従事。2011年、東京駅八重洲地下街に南インド料理店「エリックサウス」を開店、複数の業態の店舗を持つ人気店に。さまざまな角度から食を探求する書き手としても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナーキー靴下

71
自分が食いしん坊だからか凄く良かった! 同棲を解消して一人暮らしを始めた女性の食日記的小説で、温かく自然体、ホッとする読後感。こだわりの強さも見せるが決して偏食的ではなく、軸のブレなさや堅実さに繋がっていて、日々の食事で自身の生活をプロデュースしているように思える。食べ物についての語りは共感の嵐、ウーバーのタイ料理の話に至っては大爆笑。「普通の人はごはんを食べながらごはん以外の話ばっかりするのよ」は言われてみれば確かに。食の話題は実はとてもセンシティブなもので、相手との親密度を示すバロメータなのかも。2023/06/07

seacalf

60
エリックサウスの総料理長の稲田氏が繰り出すちょっと異色な料理小説。彼と別れてひとり暮らしを始めたばかりの女性がミニマリストみたいな生活から徐々に幅を広げて料理を作っていく。ただし小難しい調理は少なく、頑張れば真似が出来そうなものが多い。サンドイッチをオーブントースターで軽く焼くと美味しいなんて試してみたい。目玉焼きを一気に四個も作ってそれぞれ別の食べ方で食すなんて試してみたいし、冷汁と塩焼きそばも美味しそう。人にはそれぞれ食の思い出があって、稲田さんなりのこだわりや流儀が垣間見られてそれなりに楽しめた。2023/07/25

sayuri

57
どんなレシピ本より簡単でわかりやすいフード・ラブ・ストーリー。主人公は30代の女性フリーライター。同棲を解消しアジトと呼ぶ殺風景な部屋で一人暮らしを始める。部屋に積み上がった段ボール箱を片付けるわけでもなく彼女の生活は淡々と始まった。レンチンしたレモンを絞って作る簡単ポン酢や、どんぶりで作る肉じゃがなど、料理の固定観念が次々と覆されて、これなら私でも出来ると妙な自信が沸く。食べる事を追求した彼女の27日間が描かれるが、ちょこっと登場する元カレが良いアクセントになっていた。食の自由さと楽しさを味わえる一冊。2022/12/20

ぶんこ

52
同棲を解消して一人暮らしを始めた女性の、食日記のような小説でした。食に対するこだわりが半端ないと思えて、読んでいると息苦しくなりました。つくづく何を美味しいと思うかは人それぞれと痛感。濃い味も、バターたっぷりにジャムを盛ったトーストとあって、パンにバター無しが好きな私はアップアップ。それでもレタス入りのサンドイッチをトーストするというのには目から鱗。思いもしませんでしたがやってみたい。自分の求める美味しさに貪欲で、分厚い専門書を買ってまで研究することに驚く。ここまで食を楽しめ、しかも自分で作れるのは凄い。2023/10/06

Karl Heintz Schneider

36
とある30代の女性が引っ越した後にご飯を作るというお話。最初は著者の食エッセイかのように思えるが2話目ぐらいから、どうやら主人公は女性らしいということがわかる。彼女は、ものすごいごちそうを作るわけではない。シーチキンを汁ごと入れて炊いたご飯にのりの佃煮とか目玉焼きを4個作って、それぞれ調味料や食べ方を変えるとか、材料も調理法も至ってシンプル。なのに、どれもよだれがでるほどおいしそう。空腹時には読まない方がいいかもしれない。美味しい者を知り尽くした著者だからこそ最後に行きつくのはシンプルな料理なのだろうか。2023/01/30

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