十二月の辞書

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  • サイズ 46判/ページ数 315p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093866576
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

恋の記憶と本が織りなす傑作恋愛ミステリー

AI研究者の南雲薫は、15年ぶりに、元恋人からの電話を受ける。彼女は“リセ”の名で活躍する人気イラストレータになっていた。銀行の頭取だった父親が亡くなり、私生児の彼女に遺されたのは、函館にある一軒の家。その家にあるはずの、父が描いた彼女のポートレイトを見つけてほしいと南雲は依頼される。現地に赴くと、そこはアトリエではなく“書庫”だった。南雲は学生の佐伯とともに絵を探し始める。

綺麗に終われなかった恋の記憶と幾千の本が織りなす、切なくも驚きに満ちた恋愛ミステリー。
『未必のマクベス』著者による傑作長編!

他人の込み入った人生や恋愛についての小説を一心不乱に読むくらいには、僕の人生もまた込み入っているのだなと安心しました。
――ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文(ミュージシャン)

早瀬さんにしか書けない美しさ、透徹さを、わたしは愛している。
――池澤春菜(声優)


【編集担当からのおすすめ情報】
新刊が待望される著者、8年ぶりの長編小説です。

内容説明

AI研究者の南雲薫は、イラストレータの“リセ”として活躍する元恋人から依頼を受ける。銀行の頭取だった父親が亡くなり、私生児の彼女に遺されたのは、函館にある一軒の家。その家にあるはずの、父が描いた彼女のポートレイトを見つけてほしいのだという。現地に赴くと、そこはアトリエではなく“書庫”だった。南雲は学生の佐伯とともに絵を探し始める。綺麗に終われなかった恋の記憶と幾千の本が織りなす、切なくも驚きに満ちた傑作長編。

著者等紹介

早瀬耕[ハヤセコウ]
1967年東京都生まれ。92年『グリフォンズ・ガーデン』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

140
『グリフォンズ・ガーデン』『プラネタリウムの外側』に連なる物語。凛とした空気を纏う、北の大地の四季折々の描写と、何ともやるせない読後感を残し、きっと作者にしか導き出せない物語の顛末。が、事の真相に至るまでの、助教南雲と女子学生佐伯の延々と続くやりとりは軽妙というよりは、あまりにも回りくどく感じてしまい「面倒くさ!」ちょっと辟易としてしまったことは告白しておく。2023/02/19

KAZOO

124
久方ぶりの早瀬さんの作品でした。読んでいて最近ほとんどの作品を読んだ小川哲さんのイメージを思い出していました。かなりむずかしい感じを受けました。「グリフォンズガーデン」らしい場所も出てきて懐かしい感じを受けました。恋愛ものというよりも、女性のなくなった父親が書いた肖像画を探し出していくというミステリー的な話でした。私は嫌いではないのですが、かなり好き嫌いがわかれるような気がしました。「未必のマクベス」のような作品の方が一般受けすると思うのですが。2023/11/17

美紀ちゃん

84
肖像画を探している。無い。どこ?難しい。深島桜との圧迫面談で一気にわかる事が増え面白くなる。会話が研ぎ澄まされていた。「学校には運命の人が待っている。」伏線がすごい。不登校のアドバイス。1人好きな人を見つけてその人だけを見ているというこのエピソード好き。どうして人は合理的に行動しないのだろう?なぜ心にもない言葉が口から出てしまったのか?を考えるのが南雲さんの仕事。調べたくなる語彙がたくさん出てきて、ゆっくりゆっくり文字を辿るように読んだ。良かった。登場人物がみんな印象的。映画化されそう。素敵な話だった。2023/01/21

chantal(シャンタール)

76
久しぶりの早瀬さんの新作、しかも大好きな「グリフォンズガーデン」「プラネタリウムの外側」の続篇、という事でとても期待して読んだのだが。頭が悪いせいか肝心の隠されていた絵の仕組みが全く分からず、最後の盛り上がりに全然ついて行けないのと、佐伯さんの存在にどうにもイライラして、肩透かしで終わった気持ち。早瀬さん独特の、読んでるだけで胸がドキドキするような、なんとも言えない物語りに浸りたかったのになあ。男の人って、ああ言う女の子が可愛いと思うものなの?ただ蹴り飛ばしたくなるような礼儀知らずとしか思えないんだけど。2023/08/13

よっち

50
15年ぶりに元恋人から電話を受けたAI研究者の南雲薫。私生児の彼女に遺された函館の一軒家にあるはずの、父が描いた彼女のポートレイトを見つけてほしいと依頼される恋愛ミステリ。アトリエではなく書庫だった一軒家で、学生の佐伯とともに絵を探し始める南雲。並行して描かれる元恋人リセや恩師・藤崎との関係、そしてたった一度だけあったリセの父・深島との思い出。重厚過ぎて読むのには難儀しましたが(苦笑)年月を積み重ねて様々なことが変わる中でも変わらない大切なものがあって、相変わらずな彼らの面倒なありようを愛しく思いました。2023/01/03

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