出版社内容情報
探偵は、ニッポン大好き留学生!
精南大学の男子寮《獅子辰寮》の代表となった長瀬秀次は、四月から二回目の三年生。成績はまずいが、寮での人望は厚い。寮で同室となるのは、アメリカ Los Angeles出身のケビン・マクリーガル。本来なら、一年生からの付き合いで気心の知れた平塚優作がルームメイトになるはずが、所属するゼミの雄島総一郎教授の一存で決まった。ギリギリの成績で教授に弱みを握られている秀次に拒否権はなかった。
桜満開の三月の終わり、大学の旧学生会館で死体が発見された。第一発見者の寮の後輩が、警察に連行され事情聴取を受けたという。後輩の無実を晴らすことはできるのか──?
「ミョーデス!」日本の文化が大好きなだけでなくすぐれた洞察力を持つケビンと、なにかと巻き込まれがちな秀次が、いつの間にか探偵コンビに!? SAKURA! FUJISAN! CHA! SUKIYAKI! KYOTO! 日本の名所名物を巡る数々の事件の謎を解く、キャッチーな本格ミステリ。『むかしむかしあるところに、死体がありました。』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』などで大注目の作家が新たな扉を開きます。
【編集担当からのおすすめ情報】
謎解きをしながら日本文化のトリビアも学べて二度美味しい、新感覚ミステリーです。
内容説明
名探偵は留学生!日本文化への愛と知識で事件に挑む。
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒。早稲田大学クイズ研究会OB。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、デビュー。『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が2020年本屋大賞にノミネート。小説執筆だけでなく漫画原作も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
-
akky本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kou
nobby
ミュポトワ@猫mode
雅
ガチャ