人面島

個数:

人面島

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月04日 06時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 300p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093866408
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

隠れキリシタンの島で起きた、密室殺人の謎

相続鑑定士の三津木六兵の肩には人面瘡が寄生している。毒舌ながら頭脳明晰なその怪異を、六兵は「ジンさん」と呼び、頼れる友人としてきた。
ある日、六兵が派遣されたのは長崎にある島、通称「人面島」。村長の鴇川行平が死亡したため財産の鑑定を行う。島の歴史を聞いた六兵は驚く。ここには今も隠れキリシタンが住み、さらに平戸藩が溜め込んだ財宝が埋蔵されている伝説があるという。
一方、鴇川家にも複雑な事情があった。行平には前妻との間に長男・匠太郎と後妻との間に次男・範次郎がいる。だが二人には過去に女性をめぐる事件があり、今もいがみ合う仲。さらに前妻の父は島民が帰依する神社の宮司、後妻の父は主要産業を統べる漁業組合長である。
そんななか、宮司は孫の匠太郎に職を継ぐべく儀式を行う。深夜まで祝詞を上げる声が途切れたと思いきや、密室となった祈祷所で死んでいる匠太郎が発見された。ジンさんは言う。「家族間の争いは醜ければ醜いほど、派手なら派手なほど面白い。ああ、わくわくするなあ」戸惑いながらも六兵は調査を進めるが、第二の殺人事件が起きて――。
毒舌人面瘡のジンさん&ポンコツ相続鑑定士ヒョーロク、今度は孤島の密室殺人に挑む!


【編集担当からのおすすめ情報】
シリーズ第一作『人面瘡探偵』も文庫化!

内容説明

仁鍋島―通称「人面島」。島には隠れキリシタンの財宝が眠っているという。村長であり大地主の鴇川行平が急死し、島の多くを占める土地が相続されることに。相続人兄弟は、島を統べる神社の宮司と、一大産業である漁業組合長をそれぞれバックに持っている。さらに二人には過去に因縁が。そんななか、長男の匠太郎が密室で不可解な死を遂げた。嵐のなか、電気も通信も断たれた絶海の孤島。犯人は、そして驚くべき真相とは!?三度の飯よりトラブルが好き!?毒舌“人面瘡”探偵×ポンコツ相続鑑定士、隠れキリシタンの島で密室殺人の謎に挑む!

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

338
中山 七里は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。〝人面瘡探偵〟シリーズ第二弾、大横溝正史オマージュ作品ですが、巨匠の足元にも及びません。著者の得意の大どんでん返しもキレがなく、途中から犯人および動機がわかっちゃいました(笑) https://www.shogakukan.co.jp/news/4753412022/04/18

いつでも母さん

199
やはり続編が出た(笑)続きそうでもある。今回もトラブル大好きジンさんが活躍。「どんな家にも問題はある。かたちが違うだけ」そう、ジンさんの言葉に尽きますな。それにしてもロミオとジュリエットですと?イヤイヤ怖い2人の中学生だった。サラッと読了。2022/05/08

イアン

163
★★★★★★☆☆☆☆右肩に秘密を抱える探偵がユニークな人面瘡シリーズ第2弾。長崎の沖合に浮かぶ通称・人面島。大地主である村長の死去に伴い相続財産の鑑定のため島を訪れた三津木だったが、その直後から相続人が次々と殺され…。不可解な密室殺人、親族間の因縁、嵐の孤島、隠れキリシタンの財宝伝説…。閉鎖的なムラ社会の雰囲気も相まって、横溝的世界観は前作以上だ。闇に紛れる暗殺者は何者なのか。ラストで明かされる意外な事実とは。「七面鳥」と字面が似ているせいか、しばらく本書のタイトルを「人面鳥」だと思い込んでいたのは内緒。2024/06/10

nobby

146
ジンさん2作目の舞台は仁銘島、通称『人面島』。縦に伸びた楕円形の中央に二つの池、その南側に大きな三日月状の入り江。絶海の孤島で遺産相続を巡る肉親同士が血で血を洗い、挙句の果てに地下で見つかる〇〇とはまさに「横溝的展開」。死体の発見場所が隠れキリシタンな聖域とされる神社で凶器は守護矢とはスゴくそそられる。外部侵入の形跡は無く、関係者には全員アリバイ有り、証拠物件に不明も無し…八方塞がりどうなるのかと思わせて案外と淡々とした収束には拍子抜け…「あの人ちょっと、どころかとんでもなく変。」それが全てなのかな(笑)2022/06/07

タイ子

134
予想もしない続編。今回は昔ながらの家長制度やら、家族間の因縁残る隠れキリシタンの島で起こる殺人事件。島に派遣された相続鑑定士のヒョーロク(本名は省略)。当然ジンさんもくっついているわけだが。ヒョーロクが島にやってきたとたんに殺人事件は起こるわ、大型台風がやってくるわ、通信も電気も途絶えた絶海の孤島になり果てた中で彼がいかにこの事件を解き明かすのか。相変わらずジンさんの口の悪さがビシビシと、的確な判断でヒョーロクを叱咤叱咤。犯人は想像がつきながら、最後の最後にこのどんでん返しは…ビックリ!!続編待ってます。2022/05/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19301031
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品