ヴァイタル・サイン

個数:

ヴァイタル・サイン

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093866200
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

映画「いのちの停車場」著者、最新作!

二子玉川グレース病院で看護師として働く堤素野子は、31歳になり今後のキャリアについても悩みながら忙しい日々を過ごしていた。患者に感謝されるより罵られることの方が多い職場で、休日も気が休まらない過酷なシフトをこなすが、整形外科医である彼氏・翔平と束の間の時間を過ごすことでどうにかやり過ごしていた。
あるとき素野子は休憩室のPCで、看護師と思われる「天使ダカラ」さんのツイッターアカウントを見つける。そこにはプロとして決して口にしてはならないはずの、看護師たちの本音が赤裸々に投稿されていて……。心身ともに追い詰められていく看護師たちが、行き着いた果ての景色とは。
映画「いのちの停車場」やNHK連続ドラマ「ディア・ペイシェント」など、数々の話題作を送り出してきた、現役医師でもある著者の最新作!終末期の患者が多く入院する病棟で働く女性看護師の目を通して、医療現場の現実や限界をリアルに描いたエンタメ長編!
患者さんに、最期まで笑顔でいてほしいから--


【編集担当からのおすすめ情報】
推薦コメントも続々届いています!
「過酷な看護の現場に光を当てる緻密で鮮烈なカルテです」
――夏川草介(医師・作家)
「人の死を最も間近で見る仕事、それはナース。読んでいて叫びたくなる。切ないのに、ページをめくる手が止まらない」
――中山祐次郎(外科医・作家)
「生々しいまでに看護師の苦しさが伝わってきました。読み終えればわかります。この作品は医療従事者へのエールです」
――大塚篤司(近畿大学医学部皮膚科主任教授)

内容説明

二子玉川グレース病院で看護師として働く31歳の堤素野子は、患者に感謝されるより罵られることの方が多い職場で、休日も気が休まらない過酷なシフトをこなしていた。あるとき素野子は休憩室のPCで、看護師と思われる「天使ダカラ」さんのツイッターアカウントを見つける。そこにはプロとして決して口にしてはならないはずの、看護師たちの本音が赤裸々に投稿されていて…。終末期の患者が入院する病棟。死と隣り合わせの酷烈な職場で、懸命に働く30代女性看護師の日々をリアルに描いた感動の医療小説!

著者等紹介

南杏子[ミナミキョウコ]
1961年徳島県生まれ。日本女子大学卒。出版社勤務を経て、東海大学医学部に学士編入し、卒業後、慶応大学病院老年内科などで勤務する。2016年『サイレント・ブレス』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

218
どんどん進むにつれて私が焦ってしまい、しんどさMaxで「辞めてもいいよ。」って思いつつページを捲った。看護師・堤素野子31歳。新人を育てながら精神的にも肉体的にも仕事に追い込まれる葛藤の日々。乳癌で実家で過ごす母の事。なかなか会う時間もままならない恋愛…どうしても素野子の視点で読むので医師や患者、その家族にふつふつと沸く怒りをどうしてくれよう(汗)慢性的な看護師不足にこれじゃなり手もいないよね。ズシリと重い読書だったが多分これは現実。一読をお勧めしたい。2021/09/10

ウッディ

162
理不尽な要求をぶつけてくる患者と家族、思うようにいかない後輩指導、不規則な勤務で身体を休める余裕もなく、それでも一瞬の判断ミスが死に直結する、あまりにも過酷なナースの仕事に、読んでいて息苦しくなるような読書でした。母にあこがれ、ナースになった31歳の素野子は、真面目さが空回りし、負のスパイラルに陥り、毒を呟く見知らぬ看護師のSNSに心惹かれる自分に気づく。今は辛くても、誠実に人生と向き合っていれば、理解し助けてくれる人が現れる。さわやかなラストも印象的で、ナースに敬意を払いたいと思わせる一冊でした。2022/03/28

ひさか

155
2021年8月小学館刊。書き下ろし。激務な看護師さんのお話。ところどころに挟まれる医療従事者ヒエラルキーや、看護師キャリアの話が興味深い。命がかかわる現場は厳しいとあらためて認識しました。2021/12/02

モルク

149
終末期の患者が入院する病棟で働く看護師の素野子。完治して退院していく患者より看取りの方が多い現場で、その過酷なシフトの中患者やその家族との関係、上司や医師や同僚との関係に悩み、そして恋人とも…。素野子の苦しさが伝わりこちらまで息苦しく胸が締め付けられる。これじゃあコロナじゃなくても離職者が多いわけだ。そんな中懸命に働いてくれている看護師の方々には頭が下がる。もう感謝しかない。そして看護師界、医療界のヒエラルキーがリアルだった。2023/01/21

kotetsupatapata

148
星★★★★☆ 現役の医師である著者が記した看護師目線のストーリー。 元となるのはやはり横浜市で起きた看護師による点滴中毒死事件でしょうね。 勿論実際には大げさな話だったり、そんな事例頻繁に起こる訳ないのでしょうが、内情を知らない一読者としては、余りにリアル過ぎて読んでいて胸が苦しくなり仕方ありませんでした。 どの仕事もですが、真面目過ぎる人は燃え尽きてしまう凡例が多いのでしょうか? 素野子も母親の介護や業務も他の人にもっと早くに頼れば違う未来が訪れたかもしれないですが、ラストで新たな一歩を踏み出せて何より2021/11/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18369949
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品