転がる検事に苔むさず

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093866170
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第3回警察小説大賞受賞で鮮烈デビュー!!

夏の夜、若い男が鉄道の高架から転落し、猛スピードで走る車に衝突した。自殺か、他殺か。戸惑う所轄署の刑事課長は、飲み仲間である検事・久我周平に手助けしてほしいと相談を持ちかける。自殺の線で遺書探しに専念するが、このセールスマンの周辺には灰色の影がちらついた。ペーパーカンパニーを利用した輸入外車取引、ロッカーから見つかった麻薬と現金――死んだ男は何者なのか。交番巡査、新人の女性検事とともに真相に迫る。

◎推薦コメント
これが検事の世界か!
新人とは思えない安定感。
――今野敏氏

窓際検事の逆転劇に刮目せよ。
これがリアルな検事像だ。
――相場英雄氏

私が被疑者なら、久我検事に担当してほしい。
――長岡弘樹氏

これは本物! とんでもない実力派が現れた!
成熟の筆づかいに風格さえも感じさせる。
追いかけるほどに謎が膨らむ展開も見事だが、
内なる炎をたぎらせて正義を貫く職業人の矜持が突き刺さる。
一途な想いは家族や仲間たちにも変化をもたらし、
たったひとつの真実が心の奥底を揺るがせる。
――ブックジャーナリスト内田剛氏

人情をもって悪を照らし出す。
心に泌みる本格検察ミステリー。



【編集担当からのおすすめ情報】
著者は、元検察担当の現役記者です。豊富な取材経験と知識をもとに描かれた捜査や取調べのリアリティは、警察小説大賞選考会でも選考委員を唸らせました。令和の検察・警察ミステリに新たなる地平を拓くこと必至です!

内容説明

夏の夜、若い男が鉄道の高架から転落し、猛スピードで走る車に衝突した。自殺か、他殺か。戸惑う所轄署の刑事課長は、飲み仲間である検事・久我周平に手助けしてほしいと相談を持ちかける。自殺の線で遺書探しに専念するが、このセールスマンの周辺には灰色の影がちらついた。ペーパーカンパニーを利用した輸入外車取引、ロッカーから見つかった麻薬と現金―死んだ男は何者なのか。交番巡査、新人の女性検事とともに真相に迫る。心に泌みる本格検察ミステリー。第3回警察小説大賞受賞作。

著者等紹介

直島翔[ナオシマショウ]
1964年、宮崎市生まれ。立教大学社会学部社会学科卒。新聞社勤務。社会部時代、検察庁など司法を担当。『転がる検事に苔むさず』にて作家デビュー。同作品は、第3回警察小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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いつでも母さん

182
面白かった。第3回警察小説大賞受賞作品!検事・久我周平が身近に感じるのが良かったのだと思う。検事のお仕事小説でもある。タイトルを思うに世の中は転がる検事が多い気がするが、皆さん成功しているのかな?(何を以って成功というかは人それぞれだろうが・・)小橋と言う鼻持ちならないキャラもいるのだから、続編希望でもう少し久我検事を追いかけてみたいなぁ。2021/09/18

モルク

117
鉄道の高架から転落死した男は自殺か、事件か。干された検事久我と新人検事倉沢が交番巡査有村とともに事件の真相を追う。そして検察内での権力争い、人間関係はどこの世界も同じ。手柄を求め、上司に媚びり、他を引きずり下ろそうとする人は確かにいる。そしてそれに関心のない久我が暴走する部下倉沢の手綱を引く。が、その倉沢をどうも好きになれない。まわりを考えて…と、思ってしまう。「被疑者は半分だけ本当のことを言い、一番話したくないことを隠そうとする」ということを踏まえて真相に迫る久我の手法はうまい。お仕事小説としても面白い

タイ子

106
窓際検事、上昇志向はあるが上の者が彼の仕事ぶりをやっかみ昇進を阻んでいるためこの地位で今は邁進のみの久我周平検事。検事と警察が同時にストーリーを展開するのはあまりないような気がするが、これが巧く絡んでるので読み易く面白い。久我が指導する新人女性検事の倉沢がいい。前向きすぎるきらいがあるので途中ヒヤヒヤするシーンも。不審な男性死亡事件を始まりとして、交番巡査、ベテランの刑事が捜査を始める。それぞれの家族の話も盛り込み時にクスッと笑わせ人情味が伺える。捜査と共に意外な方向に向かう真相。続編を期待したい作品。2021/12/24

エピファネイア

101
帯に記載の「今野敏、唸る」はさすがに持ち上げすぎだと思ったが、荒削りながら面白いテーマを読みやすい文章で綴った一作。ただし、あれもこれも欲張って詰め込み過ぎた感はある。紙数の制限があったのかな?メインは若い男が転落死した事件の捜査だが、それ以外に検察内の派閥争い、それに関わるもう一つの事件、指導役の久我の家庭の問題、新人検事倉沢と巡査有村の関係など大きく風呂敷を広げたけれど完全にはたたみきれなかった印象が残る。一番気になる倉沢と有村の関係は続編で進展があるのかな。タイトルの意味が最後までわからなかった。2023/02/15

ゆみねこ

95
直島翔さん、初読み。第3回警察小説大賞受賞作。面白かった!若い男が鉄道の高架から転落し猛スピードで走る車に衝突した。自殺か他殺か?所轄の警察の刑事課長、区検の検事、交番の巡査は被害者周辺を捜査すると彼の周辺には灰色の影が…。事件の真相、検察内部の人事にまつわる足の引っ張り合い。久我周平がとても魅力的で家族への思いがまた素敵、部下の倉沢や有村巡査も良いキャラクターだ。これがデビュー作とのこと、楽しみな作家さんだ!2022/03/28

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