高野山

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093865609
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

鮮烈の密教小説誕生!

信長の骨、光秀の首――
霊山に眠る謎の扉が、いま開く。

天正八年、高野山大門がノブナガ配下「黒母衣衆」により火をつけられ炎上する。
高野客僧・木食応其は、比叡山の二の舞になるのを避けるべく、密教秘術を使いこなす修験者ナビキらにノブナガ軍との戦いの準備を始めさせる。
一方、高野の地には、折檻状をつきつけられ、織田家筆頭家老の座を追われた佐久間信盛が流れてくる。
ノブナガの佐久間への非情な仕打ちを知ったミツヒデは、自らの心に溢れ出た主君への不信を次第に抑えられなくなっていく――。

霊山・高野に滾る静かな鼓動。
それはやがてノブナガの野望を打ち砕く“あの事件”を引き起こす。
誰にも描けなかった戦国秘話がここに。
鮮烈の密教小説誕生!!

内容説明

天正八年、高野山大門炎上。火をつけたのはノブナガ配下の「黒母衣衆」だった。高野客僧・木食応其は、比叡山の焼き討ちを想起させる事態を前に、密教秘術を使いこなす修験者のナビキらに戦の準備を命じる。さらにノブナガの重臣・ミツヒデが主君への不信を募らせていることを知り…。

著者等紹介

山本音也[ヤマモトオトヤ]
82年「宴会」で中央公論新人賞受賞、83年「退屈まつり」で芥川賞候補。休筆期間を経て、02年『ひとは化けもんわれも化けもん』で第9回松本清張賞、16年『本懐に候』で第10回舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

61
新鮮で絶妙の味わいでした。比叡山焼き討ちから信長による高野山攻めをベースに本能寺の変まで描かれます。密教を絡めた歴史の動きは斬新な感じです。最後まで「もしも」を感じさせる面白さがありました。2021/04/21

Ayako

27
中世日本を知るには、仏教を学ぶ事が不可欠だと思っている。この小説は高野山の視点から、信長・秀吉・光秀といった名だたる武将との戦いや駆け引きが描く。密教の術を使う忍のような存在も登場し、エンターテイメント要素もある。この時代を舞台とした小説は多々あるが、密教を軸に据えたものは目新しく、とても興味深く読むことが出来た。思えば、高野山には敵味方問わず、多くの有名武将の墓がある。この物語のような事実があっても不思議ではないと、想像を巡らせるのも楽しいものだ。2020/01/06

sabosashi

8
 武家の歴史は統一政権が成り立つまでは力のぶつかりあい。ところがたんに武将のぶつかりあいとか捉えると社会の構造を見失う怖れあり。武将とは社会の頂点でもありえたが、それとは対照的な底辺の集団の力をも抱え込んでいたという事実は、かつては見向かれなかったものの、網野善彦らの努力で知られるようになった。結果として抗争の多極化のようなものがうかがえる。そんな複雑さを背景にしてノブナガとミツヒデとの拮抗。より誤りなく触れるなら、頂上をきわめる武将としては人間化してはいないカリスマがもとめられる。2023/05/08

はなとコナミのママ

1
高野山に行ってみたいと思っているので題名に惹かれて読み始めた。難解な言葉に辟易しながら読み始めたが、慣れてくるとノブナガ、ミツヒデ 、ヒデヨシの人物像、関係性が今までの小説や通説とは違いナビキ達高野山側からの視点で語られていて面白くなってきた。ナビキ達の修験者?の世界の描かれ方が興味深い。そういう階級の人達の世界を初めて知った。面白かった。高野山の見方が変わった。訪れるのが楽しみ!

タッチ

0
タイトルだけで読んでみました。ノブナガVS高野山の構図に、ミツヒデとヒデヨシの思惑が絡む展開が絶妙でした。ナビキの語りに引き込まれます。2022/12/02

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