セイレーンの懺悔

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093864527
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

少女を「本当に殺した」のは誰なのか――?

葛飾区で発生した女子高生誘拐事件。不祥事によりBPOから度重なる勧告を受け、番組存続の危機にさらされた帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」の里谷太一と朝倉多香美は、起死回生のスクープを狙って奔走する。警察を尾行した多香美が廃工場で目撃したのは、暴行を受け、無惨にも顔を焼かれた被害者・東良綾香の遺体だった。
クラスメートへの取材から、綾香がいじめを受けていたという証言を得た多香美。主犯格と思われる少女は、6年前の小学生連続レイプ事件の犠牲者だった。

少女を本当に殺したのは、誰なのか――?

”どんでん返しの帝王”が現代社会に突きつける、慟哭のラスト16ページ!!




【編集担当からのおすすめ情報】
「警察では公表できないことがある。法律では裁けないことがある。そいつを自分の目で見たいとは思わないか」――宮藤刑事が多香美に投げかける言葉の意味とは。最終頁まで息もつかせぬノンストップ・ミステリーです。

中山 七里[ナカヤマ シチリ]
著・文・その他

内容説明

葛飾区で発生した女子高生誘拐事件。不祥事により番組存続の危機にさらされた帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」の里谷太一と朝倉多香美は、起死回生のスクープを狙って奔走する。多香美が廃工場で目撃したのは、暴行を受け、無惨にも顔を焼かれた被害者・東良綾香の遺体だった。綾香が“いじめられていた”という証言から浮かび上がる、少年少女のグループ。主犯格と思われる少女は、6年前の小学生連続レイプ事件の犠牲者だった。マスコミは、被害者の哀しみを娯楽にし、不幸を拡大再生産するセイレーンなのか。

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。