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内容説明
重奏世界の末世救済の鍵となる9つの大罪兵器のひとつを身に宿した少女・ホライゾン。彼女を聖譜連合から奪還した航空都市艦“武蔵”の総長トーリ達は、二番目の大罪兵器の譲渡を請うため日本海上空に浮かぶ島・英国へと向かう。しかし同時に、大内家と融合し西中国地方を支配する三征西班牙も、来るべきアルマダ海戦の歴史再現に先駆け、行動を開始していた…。中世の日本と各国が同居する学園ファンタジー世界“極東”を舞台に繰り広げられる壮大な「GENESIS」シリーズ、第二話スタート。
著者等紹介
川上稔[カワカミミノル]
1975年1月3日生まれ、東京出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
34
とんでもない分厚さ。この分厚さに圧倒されるけど内容もこれまた濃いですね。点蔵と傷有りのラブコメパートはなんかニヤニヤしながら読めるし、シロとハワードの交渉戦はまさに舌戦といった感じ。このボリュームで群像劇をやられるとただただ圧倒されますね。今回の主役は点蔵っぽいけどトーリは出番少ないながらも決める所は決めてるし良い。アニメを観ていたおかげで相互補完が出来てわかりやすい。次は1000ページ越えてなんなの…2013/11/17
Yobata
32
大罪武装の一つを身に宿したホライゾンを奪還した武蔵は二番目の大罪武装を目指し浮遊島・英国へ。しかし英国は三征西班牙とのアルマダ海戦の歴史再現の準備とそれのきっかけとなるメアリ処刑という内外的に色々抱えており、聖連に反発した武蔵に対し英国の態度は…?アニメ2期,英国編。今回は三征西班牙の追撃戦,英国トランプの2回の襲撃とバトル満載。スペインの無敵艦隊が敗北するアルマダ海戦に向けて英国の成り立ちなど、世界史勉強にも役立つなw英国vs三征西班牙の海戦で立花誾を始め、フアナやフェリペなどの三征西班牙の人間関係に→2014/04/12
コリ
31
おいおい900ページあるぞ…と思いつつも読了。トーリのボケとそれに対するホライゾンの鉄拳が毎回笑える(笑)あと、とにかく上巻で既に盛り上がりが凄い!個人的にネイトやテンゾーが結構お気に入りなので下巻での活躍に超期待。2011/05/20
神太郎
26
ラノベ界の鈍器。1巻上下を読んだのは何時だったか。なんかぶ厚いのを読みたいときってあるじゃない…。真面目と不真面目の落差がハンパないが、真面目な時に話が一気に進むは、歴史的な部分をはなしてるはで、目が話せない。しかし、上巻で900ページ…。上巻でこの量。上陸までにこの世界の英国のことは知れたが、ふぃーってため息ついちゃった。おちゃらけパートは三十代で読むとちょいときついとこあるね笑 でも、このワチャワチャ感は好きなんだよな〜。2022/11/03
王蠱
20
三日で読破。舞台は英国、世界への足掛かりをここで改めてつかもうとする一行と各国勢、新たな出会いの連続。いわば点蔵回だが一巻以上に群像劇の感が強く、またアニメ化されていない部分も多分にあって読んでいて飽きない、というか飽きる暇さえ与えてもらえないww犬鬼とかアリクイはおろか神格武装s(蜻蛉切と銀鎖)まで可愛いとか新境地に入りそうな自分がいたり(武装萌え?)。セージュンはいっそのことスベるギャクを活かして凍結系の術式かなにかに転用すればいいんじゃないかなぁ・・・(苦笑2013/01/27