内容説明
モノクロームの心象風景がささやかな会話から鮮やかに一変する7つのゲーム。
著者等紹介
石井裕之[イシイヒロユキ]
1963年、東京生まれ。セラピスト。パーソナルモチベーター。ベストセラー著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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馨
3
作者さんは、自己啓発系のセラピストだそうです。物語に出てくる主人公は皆、人生に戸惑ってたりするけど1人のおじいさんによって、前向きに変わってく・・というもの。人のココロは、言葉ひとつで、ネガティブにもポジティブにもなれるんだから後ろ向きな考え方も、角度を変えてみるととっても力強い1つの気持ちって見れたりします。どんどん、プラスに考えていきましょうよというセラピストさんらしいメッセージが込められたストーリーでした。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
3
何かに迷い行き詰った時、発想の転換でもして気分を変えた方がいいと分かっていても、具体的にどうしていいかのか意外と分からないもの。そんな時この本を手にとってみてはいかがでしょうか。ただの言葉遊び、こんなに上手くいくはずがない。そう思うかもしれないけど、具体的な例をだしてくれるので、読了後はスッキリ感がありました。この人の他の本も読んでみたい。★★★★2009/11/24
のんきゃも
3
ありふれた日常を生きる若者達が誰でも抱えそうな悩みに立ち止まる。そんな若者達の前に突如現れた一人の老人の「心のゲーム」をきっかけに悩みや不安の見方を変え答えを導いてくれるお話。短編でそれぞればらばらの若者の話かと思っていたら最後の7人目の「ぐっばいゲーム」で皆が1つになるところは感動です。少し理屈っぽい感じもありますが、割とさらっと読めるセラピー小説です。個人的には最初のゲームである正反対の言葉をイコールでつなぐという話が一番よかった。2009/09/23
こげぱん
3
◆本屋で何気なく手に取った1冊。小説なんだけどセラピーというプラスα要素もあってちょっと新鮮。ラストが意外な展開でやられた感たっぷりでした2009/08/22
samansa
2
最後に涙があふれた。物語自体はとてもシンプルでサクッと読めてしまうけど、一話一話とても奥深い。 なんども読み返したくなる本。わが子にも読ませたい。 2018/06/09