乳豚(ニュートン)ロック

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  • サイズ B6判/ページ数 141p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093862608
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

四十手前で自分の探しの旅へ! ロックの聖地、イギリスはロンドンを舞台にした痛快無比のオフビート大阪弁小説。ワーキングプア、引きこもり、草食系男子に読んでほしい一冊。

内容説明

LPレコードの音の向こうには、胸のすくような自由が広がっているような気がしたこと。そんな風に生きたいと思ったこと。あるいはそうやってロックを聴いているときだけ、自分は正しいのだと信じることができたこと―。ロックの聖地・ロンドンの路上で、謎の漢字Tシャツを売る男の遅れてきた青春小説。

著者等紹介

森田一哉[モリタカズヤ]
1960年、大阪府生まれ。三十年前から小説を書き始め、準プロレベルのバンド活動を十年続け、四十過ぎで思い立ってロックの聖地・イギリスはロンドンの地を踏み、そこから東欧中心の放浪生活を五年ほど続ける。現在は兵庫・宝塚市でパチプロとして月約二十五万円の収入で糊口を凌ぎながら、やはり小説を書き続けている。実体験を元にした『乳豚(ニュートン)ロック』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばやしこばやし

1
イギリスで異邦人として異邦人と交流するお話。ピンク・フロイドのジャケ写の舞台とか、実物を見てみたい。ピンク・フロイドをリアルタイムで聞いていた世代には圧巻だったんだろうなあ。明るく楽しい筋なのに、関西弁の語り口なのに、乾いた冷めた文体だと思った。だから最後が映えてるとも感じた。2021/02/09

おりこう

0
とっても残念なことに評価があまりよくないけれど、わたしはこの本がきっかけで、小説を きちんと 読むようになりました◎ たぶん、全文関西弁という時点で、小説としては読みにくく、いかがなものか、なのでしょうが、当時のわたしはその作中ブレない筆者の個性に、みるみる惹かれました すきです

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

0
☆×2.0…起承転結に欠けるところがちょっとマイナスポイントでした。ただし、この評価ではあるもののこき下ろす系の作品ではないのです。割りと平坦で、せっかくの世界観が生かしきれていないため。国も違えばいろいろと異なります。ただし、キーンのささやかな活躍、そして終わりは読んでいて切なくなりましたけれどもね。著者の来歴は見なかったことに。すみませんギャンブルは嫌いなもので。2012/07/31

しろ

0
関西人がレポート書くと、出てくる会話がすべて関西弁になってしまうらしいが、同じことか?英語で会話が進んでいるはずの物語だが、イギリス人もポーランド人もすべて関西弁。海外で暮らしてみたくなる♪2009/12/24

minaottawa

0
海外に放浪したくなりました。2009/12/05

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