薔薇のない花屋

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093862134
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

一人娘の雫を育てながら、小さな花屋を営む英治。ある雨の日、英治は盲目の美女、美桜に出会う。美桜を愛するようになった英治は、手術をすれば目が見えるようになるという彼女のために、全財産を捧げようとするが―。不朽の名作「ひとつ屋根の下」から15年、野島伸司が贈るヒューマン・ラブストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みんと

9
自分を含め、大抵の人に欠けている優しい心に触れることで、気持ちが癒やされる。自分のことは後回しで、周りの人の幸せを大切に思う英治は美桜でなくても惚れてしまうのではないだろうか。英治が育てている雫も、やはり英治の背中を見て育っているからなのか優しい子である。運動会の競走で転んでしまった友達を励ますシーンがよい。ちなみに黄色いバラには「お互いに忘れよう」という花言葉が本当にあるそうだ。“情熱”もいいけど“忘れてしまおう”も素敵だ。2010/07/29

aki

7
雫の存在の大きさを改めて感じるなあ。ドラマがよみがえりました。2014/06/01

ヒコーキ雲

7
DVD の解説書のイメージでした。2014/05/12

音色

2
野島さんドラマは全部は見ていないけど私の1位はこれ。なんと言っても英治の優しさが良い。人は欲しいものを求めるが神は必要なものを与えるという。英治の生き方はそれだと思う。いつも誰もが嫌がる事を引き受け、自分の我より全体の流れに沿う英治に感動せざるを得ない。香取くんが当て書きされたそうで、この話を当て書きされるってすごい。ドラマも良いけどノベライズも楽しめる。ストーリーはテレビと同じ。2018/02/19

風船

2
良かった。 ドラマ見たかったなー 一人でも、核となる信じられる人がいると人は変われる。 私は、たくさんいるのに何をしているんでしょう。 むなしがっている場合じゃないな。前向きにと思った。2016/06/26

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