相棒 劇場版―絶体絶命！４２．１９５ｋｍ（東京ビッグシティマラソン）

司城 志朗【著】

小学館（2008/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 253p／高さ 20cm
• 商品コード 9784093862103
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

謎の連続殺人事件の現場には、いずれも不可解な記号が残されていた。同一犯の犯行か―捜査を進めるうち、インターネットに書き込まれた処刑リストが浮上し、警視庁特命係の杉下右京と亀山薫は、次のターゲットが東京ビッグシティマラソンへと向けられているとにらむ。現場に残された記号の意味は？犯人の真の狙いは？そして右京と薫の名コンビは３万人のランナーと１５万人の観衆の命を救えるのか。

著者等紹介

司城志朗［ツカサキシロウ］
１９５０年愛知県生まれ。名古屋大学卒業後、放送作家から小説家に。８３年、矢作俊彦氏との共著『暗闇にノーサイド』で角川小説賞を、９４年『ひとつぶの砂で砂漠を語れ』で第３回開高健賞奨励賞を、９８年『ゲノム・ハザード』で第１５回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[sora]

こういう本って、一冊読むと、連鎖反応を起こすのか、続いて読みたくなるものです。相棒、うん、「寺脇康文」が一番好きかも。

2015/06/14

[だまし売りNo]

過ぎたことに拘らないことを是とする非歴史性は政府や行政にとっては非常に都合が良い。時効や被害者の死亡によって、どれだけの悪事・不祥事が葬られてきたか。真相を明らかにされることも、責任を追及されることもなく、有耶無耶のまま終わってしまったか。本作品でも、ひたすら時間稼ぎをすることによって真相を隠そうとする警察官僚組織の嫌らしさが見事に描かれている。

2019/03/31

[そら ふわりん]

相棒はあまり見た事ないですが、何となく手に取りました。相棒シリーズに馴染みが無いためか、内容がチェスで難しかったのか、そこまで物語に入り込めなかったです。映像で見た方が分かりやすいかな。

2013/08/12

[konoh]

やっぱり相棒は楽しい。だけど、途中で語感のいい食べ物の名前とかだされると、気になって本筋に集中できない。私の悪い癖っ。

2011/05/04

[むつぞー]

映画を見てからでも楽しめる作品となってますので、楽しく読みました。映画の画面情報よりより詳しく読める点はいいですね。特に心情描写は小説ならではの丁寧な書き込みですし。その分、アクションはやはり映像の迫力には負けますけどね

2008/08/10