内容説明
東京で平穏な日々を送る珠子の元にある日やって来た、モデル崩れの希奈子、幸薄いホステス嬢の美深、ゴシック&ロリータ大好き美少女の由実。強引に始まった女子ならではの共同生活は、うるさくて、迷惑で、それでいて、やっぱり可愛くて、おもしろい。
著者等紹介
吉川トリコ[ヨシカワトリコ]
1977年10月19日生まれ。名古屋在住。2004年新潮社「第三回女による女のためのR‐18文学賞」の大賞と読者賞をダブル受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やこ´•ᴥ•`
52
名古屋から上京した20歳の女子4人の物語。---主人公の珠子以外の3人は個性が強い。そのおかげで珠子は劣等感を持つ。これだけ個性的な4人組も珍しい(笑)。今回の作品は、なんとなく宮木あや子さんっぽかったな~。やっぱり私はなんだかんだ言っても、女子のグダグダややっかみや嫉妬やそんなものが描かれた話が好きなんだと再確認。女の人間関係は言わずもがなの難しさはどの年代でもあるけれど、やっぱり女友達は大事だしこれからもオバさんになっても仲良くしたい。珠子も最終的には他の3人の友人の大切さに気付けて良かった。2016/07/19
ぶんこ
30
最近、心が狭くなってる? 私には、只々煩く読み続けられませんでした。 還暦過ぎた頃から、苦手な本を無理して読む気力が失せました。 好きな人にはごめんなさい。2015/03/27
巨峰
30
おとなしい20歳の女の子の部屋に押し掛けてくるなんとも派手で存在感のある高校時代の同級生3人。今時の女の子の会話をそのまま描写しすぎたのかちょっと読みにくい。地の文はもう少し冷静でいいんやないかなあと。テンションが変にたかいままなんやよなあ2012/12/15
ミカママ
29
うーん、なんで読んじゃったんだろう…。R18文学賞受賞作家さん、ということで、楽しみにしてたんだけど。1時間ちょっとで読めました。こういうの、ラノベって言うんですかね?2013/09/30
nonたん
19
また、お初。なんとなく表紙とタイトルに惹かれたようだ。キャラは面白いの集めた感じ。ドラマを意識したような展開で、内容軽いんで、さくさく読めるライトものか。楽しかったよ、たぶん。2010/11/11