内容説明
穏やかな四つのものがたりと詩篇。
著者等紹介
大道珠貴[ダイドウタマキ]
1966年福岡県生まれ。2000年「裸」で第三〇回九州芸術祭文学賞受賞。2003年「しょっぱいドライブ」で第一二八回芥川賞受賞。2005年『傷口にはウオッカ』(講談社)で第一五回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アコ
17
なるべく文章を書かずに生きていたいと日々おもっているけれど、もし書くとしたらこういう文章を書きたいな、書けるといいよね、とおもわせられる文章たちがたくさん。“ささやかだけれど役に立つこと”という昔から好きな言葉を思い出す4篇の間に詩が挟まれている1冊。ふわふわとした文体によって描かれる“ささやかな日々”がとてもよい。「あなたはもうさびしくなくなりましたか?」という言葉、そしてそれとは別の「約束をひとつした、ということだけで私たちははしゃいでいた。酒もおいしく感じられた。」がいまのわたしにそれぞれ響く。2014/02/18
屋敷
2
可愛らしい表紙に惹かれて読んでみました。うん、こんな生き方の人もいるかもね。という感じでした。2011/01/23
わい
1
詩篇は我慢ならないくらいつまらなかった。小説も、全然興味ない人の脳内覗けて、それでも全然興味はでない、という感じで楽しめなかった。前、立派になりましたかを読んだ時も思ったが、書きたいことだけ書けばいいってもんでもないんじゃないかな、作家の趣味に付き合わされたような読書だった。2016/02/25
遠い日
1
061212【読書ノート/ひとことメモ】親子、友情、恋。大道節が板についた。2006/12/12
emanon
1
"内容"よりも"題名&表紙"が好きなのはボクだけかな…2011/06/13
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